その秘密が3Dカット。 　首肩周りの可動域が広がり、微妙にアームにカーブをかけて立体的に作っています。そのおかげで運動性が高くなり腕を上げるとき、伸ばしたときなどの「生地が吊る感じ」がなくなりラクに動くことができます。 　また、それだけでなくカーブをかけたことにより腕のラインが格段に美しくなりました。 　本来人間の腕はやや前傾になっており(腕は体に対して真横についているわけではなくやや前側に振った状態になっているのです)、肘を起点に微妙にカーブしています。 　曲線になっている腕を、直線的にカットした袖に通せば当然ですがシワが生まれシルエットが損なわれるでしょう？ 　これは高級スーツなどで用いられる技術ですが、袖を立体的に作ることでより腕のラインに沿った美しいシルエットを生み出すことができるのです。 　カーブをつけることで生地効率が悪くなることが多いのでコストがかかるこの仕様。ユニクロは値段据え置きで、運動性とシルエットを向上した3Dモデルを投入しました。 　過去に購入した人も今季は買い替えの時期かもですよ。