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森喜朗会長の“女性蔑視”発言。夜の街で働く女性たちの反応

 JOC(日本オリンピック委員会)の臨時評議員会で、大会組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視とも取れる発言を巡って波紋が広がっている。 東京五輪 今回の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「女性っていうのは競争意識が強く、誰か1人が手を挙げると自分も言わなきゃいけないと思う」などの発言に対して、「まさに老害」「こういう客たまにいる」など、呆れと怒りの声を上げるのは「女性だらけの職場」に勤めているキャバ嬢達。今回の森会長の発言について、彼女達の思うことを聞いてみた。

本人に『老害』の自覚ナシ?

 まず話を聞いたのは大阪の熟女キャバクラに勤務するサヨコさん(仮名・36歳)。 「まぁ、正直言って呆れていますね。コロナ禍で五輪を開催できるかの瀬戸際かもしれないというのにこの発言。今は五輪開催に向けて尽力を尽くす時期じゃないんかい!、と。でも、発言についてはうちの祖父も似たような感じなので何とも言い難いですね。森会長って83歳なんですよね? 確かに今は男女平等が当たり前という風潮で、森さんの発言は時代錯誤も甚だしいと思います。  でも、たまにテレビで昭和の芸人さんのトークが『老害』だと叩かれることがありますが、本人には自覚がないと思うので森会長もそれと同じなのかなと。ネットでいくら炎上しても本人達は見ないだろうし、立場的に注意できる人も少なそう。BPO(放送倫理・番組向上機構)などで問題提起して『こういう発言は時代錯誤、NG』ということを彼等に伝えたほうがいいのでは。じゃないと、いくら立場があろうと『タダの老害』になりかねないですからね」

「男ってなんでキャバクラであんなに話が長いんですか?」

会議

写真はイメージです

 そんな中、今回の森氏の発言に怒り心頭なのは都内のキャバクラに勤務するチハルさん(仮名・28歳)。 「私は昼間はOLとして働いているんですが、今回の『女の話は長い』ともとれる発言はどうも引っかかる。女性って、目の前にあることに割と一生懸命になると思うんですよ。だからうちの会議でも女性社員の意見は結構多いのですが、男性社員はスマホをいじったり常に早く帰りたそうにしています。そんなに急いでどこ行くんだろうと思い、男性社員に翌日話を聞いてみると『昨夜のキャバクラの女の子と…』とか『昨日、コンパした子と…』とか、クソしょーもない理由。  でも、男性ってキャバクラに来るとやたら仕事の話をしたがるんですよね。うちの店にもよくいるんですよ、女の子そっちのけで会議始める客。あれは、キャバ嬢というオーディエンスがいるから格好つけてやってるんですよね? 飲みの席の会話なんて翌日には忘れちゃいますもん。森さんには『男ってなんでキャバクラであんなに話が長いんですか?』って逆に聞きたいですね!」
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呆れや怒りを通り越して…
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