キャバ嬢が決定、夜の街の珍客・ウザ客大賞2021「人が歌ってるときは黙って聞くのが礼儀だろうがぁあ!」
新型コロナの第6波が懸念されながらも、少しずつ人が戻りつつある夜の街。2021年は長きに渡って時短営業や休業を余儀なくされたが、夜の街の客層に変化はあったのだろうか。今年の総決算として、夜の店の女の子達に「珍客・ウザ客大賞2021」を決めてもらった。
一発目にウザ客を語ってくれたのは東京都下のキャバクラに勤務するレイカさん(仮名・25歳)。
「今年はコロナ禍だったせいか、遊び方を知らない客が多かったです。特に多かったのが普段はカラオケに行くという年配客。店はマスクありならカラオケをしてもいいということになってるんですが、問題は歌っているとき。
他の客が喋ったりしていると『人が歌ってるときは黙って聞くのが礼儀だろうがぁあ‼』と、いきなりキレたりするんです。うちはキャバクラであって老人のカラオケ教室じゃねーんだよ!って、こっちがキレそうになりましたよ……」
コロナ禍でカラオケ大会やカラオケスナックが休業したことで、キャバクラやスナックに歌いに来る年配客は全国的に増えているという。キャバクラでカラオケを歌うときは周りの客に迷惑にならぬよう声を落とすのがマナーだが、遊び慣れていない年配客が来るとこのようなただの迷惑客になってしまうので気をつけたいところ。
続いてのウザ客を語ってくれたのは、大阪のキャバクラに勤務するマユさん(仮名・24歳)。
「大阪も時短が解除されてようやくお客さんが戻ってきたのはいいのですが、元に戻ったかのように浮かれている客もいます。この前も20代の客が来て、ゲームして負けた人が一気するという遊びをしていたんですよ。
個人のグラスで一気ならまだしも、ショットグラスに焼酎を注いでそれを回し飲み。それも大声で『次、お前や!』とか大声で喋りながら。席についていた女の子はその客が口つけたショットグラスで飲まされていて泣きそうな顔をしてました。あーゆーアホがおるから感染者が0にならないんやろうな」
カラオケを求めてキャバクラにきた老害
グラスの回し飲みを強要する浮かれ客
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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