更新日:2021年02月09日 16:44
ニュース

森喜朗会長の“女性蔑視”発言。夜の街で働く女性たちの反応

呆れや怒りを通り越して…

 また、2月4日に開かれた森氏の謝罪会見について「謝罪に見えなかった」と語るのは、都内のラウンジに勤務するレイコさん(仮名・34歳)。 「ニュースで少し見たのですが、まさかあれを謝罪会見だとは思いませんでした。記者に対して『マスクをされると、よく言葉が聞き取れない』とか、質問に対して『あなたはどう思いますか?』と聞き返す場面なんか惚けてしまったのかなと。そして極めつけは『今回の発言でみなさん怒っていることについてどう思うか?』という質問に『だから謙虚に受け止めている。撤回させていただくと言っているんです』まさかの逆ギレ。もはや、自分のした発言を忘れているのではと思うと呆れや怒りを通り越して別の意味で心配になってしまいましたね」

森喜朗は今後どうなるか

 今回も様々な意見を聞かせてくれたキャバクラ嬢達。女性蔑視発言の問題もしかり、筆者としてもあの謝罪会見には論点をずらしているだけのような疑問を感じた。謝罪会見含めたこの問題は、今後もさらに波紋が広がりそうだ。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
1
2
おすすめ記事