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政治系ユーチューバーが語る「間違いに気づいたときの対処法」

チャンネル登録者数は70万人を超える、人気政治系ユーチューバーのKAZUYA。政治的スタンスは「ライトなライト」(軽い右寄り)を自認する。日本の未来に光をともすべく、難解な政治ニュースや社会問題を軽やかに、明るく、面白く斬る!

間違いに気づいたとき、一貫性にこだわるのか、柔軟に考えられるのか

ライトなライト論

人気政治系ユーチューバーのKAZUYA氏

 3月で33歳になりました。  30歳を超えたら「おっさん・おばさん」だと思っていた幼少期。いざその自分が30歳を超えてみると……うん、たしかにおっさんかもしれない。体重も増えるし、体力もなくなるし(自己責任です)。  歳を重ねてこそ気をつけたいと思っているのが、「柔軟に考える」ということです。歳を重ねて、さまざまな経験や知識を得ると、自分の中でさまざまなものに固定観念ができていきます。しかし時代が変わると、社会の価値観自体が変わるということもある話です。スマホ時代になってあらゆるものが変わりました。  スマホに関連する新しい産業が生まれ、一方で衰退していく価値観や産業も出てきます。それは仕方ないことです。ただ常に新しいものができていく私たちの社会において、認識のほうはすぐについてこない場合もあります。

認識は時間をかけて形成していくもの。急には変えられない

 昔は当たり前だったのかもしれない認識が、現代ではアウトになりがちです。例えば少し前に問題になった森喜朗氏はその典型でしょう。東京五輪組織委員会会長として日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で述べた「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」との挨拶が問題になりました。  個人的には森氏を過剰に叩きすぎだなという印象です。しかし本人も謝罪会見で認めているように、問題なのは間違いありません。「女性が」で括っていますが、そんなのは人によります。ただこの世代の認識はいくら社会から叩かれようと、もう変わらないのではないかと思うのです。いや、それも人によるか。  組織委員会の会長を辞任した後、3月26日に行われた自民党の河村建夫元官房長官のパーティで「河村さんの部屋に大変なおばちゃんがいる。女性と言うには、あまりにもお年だ」と挨拶してまた問題になっています。  あれだけ叩かれても、またヤバい発言をしてしまっているのでもう森氏に期待するほうが間違っているのでしょう。そして森氏を叩き潰したところでどうにもなりません。  認識は時間をかけて形成していくものですから、急には変えられないのです。森氏は現在83歳です。83年間積み重ねてきた認識は、もはや強固な岩盤のようです。ですから問題発言への批判は仕方ないにしろ、過剰にやったところで得るものはありません。  そして自分はそうならないと思っていても、あと50年もしたらどうなっているかわかりません。それでも柔軟に考え続ける努力は必要でしょう。
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決めつけは思考の幅を狭める
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