ライフ

化学調味料を使わない中華の名店。カリカリ、つるん…食感がたまらない

いつ行っても「あのときのあの料理」が食べられる絶対的安心感

 とはいえ、私自身お店にそう頻繁に来るわけではないけれど、ずっとそこにあり続けて、吉田さんの優しい笑顔も料理も変わらない。その絶対的安心感はすごいと思う。40品前後ある定番メニューはオープン以来ほぼ同じで、いつ行っても「あのときのあの料理」が食べられる。「『あれ、もうないの?』とがっかりさせたくないんです」と吉田さん。

気がつけば22年の老舗に……

 当時からの常連さんも多く、小さい頃から両親と一緒に来ていた姉妹が今では大学生になり、お店でアルバイトをしているとか。しかも2組目! それってかなりのレアケースでしょ。代々木上原にお店を開いて22年。「ニャンニャンだねー!」と言い合える猫好きな吉田さん。ホント穏やかで優しい!そして若い!
ジーテン

コロナ以降は完全予約制。カウンター7席、テーブル席が2名×2卓、4名×1卓。近所の常連さんはもちろん、わざわざ訪れる有名人のファンも多い

構成/和田紀子 撮影/キッチンミノル
食と酒と旅をこよなく愛する編集者。雑誌などのメディアやTwitter、Instagramでレシピや美味しいお店を発信中。新刊『ツレヅレハナコの2素材で私つまみ』がKADOKAWAより好評発売中。他にも『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖』(PHP研究所)『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)、『女ひとり、家を建てる』(河出書房新社)など著書多数。Twitter@turehana instagram@turehana1

ツレヅレハナコの旨いもの閻魔帳

“天国行き"のおいしい店リスト

1
2
3
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート