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クルマは購入とカーシェアのどっちが得? 100万円国産車からBMWまで比較

200万円クラスなら?

 一方、妻の協力を取りつけて200万円クラスになると? ここでも伊達氏は、「あえてのコンパクトカー」を推奨。 「7人乗り3列シートの広々としたクルマだと、子供たちが後部座席でYouTubeやゲームに興じ、意外と家族の一体感は生まれにくい。その点、コンパクトカーは物理的な距離も近いので会話も自然と弾み、“家族愛”が深まります。なかでも、トヨタ『ライズXS』はトレンドを摑んだデザインと先進安全装備搭載を兼ね備え、新車でこの価格帯での満足度は最高クラスです」
くるま

ライズXS(トヨタ)「『200万円出すのなら』と大型車に手を出しがちですが、家族の絆は深まりにくい。性能面でも、目的のスピードに達するまでが速いのでストレスが少なく、今最も売れているクルマのひとつ」(伊達氏)

300万円クラスなら?

 さらに、小遣いはもちろん、貯蓄の一部をクルマに回せば、300万円のSUVにも手が届く。伊達氏オススメは、トヨタの「RAV4 X」だ。 「SUVらしい力強いデザインに圧倒的な存在感を持ち合わせた一台で、中古なら300万円で購入可能。子供が大きくなって人目を気にする時期でも、“かっこいい親父”を保つことができます」
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RAV4 X(トヨタ)

 国産車だけじゃなく高級車の代名詞、BMWも購入可能と伊達氏は続ける。 「どうしても外車にこだわりたいなら、この一台。先代の『BMW3シリーズセダン 320d』は、ディーゼルエンジンで加速は抜群。まさに“意のままに動く”を体現したクルマ。走行2万㎞台の良質中古車を270万~290万円ほどで買えますよ」
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先代・3シリーズセダン 320d(BMW)

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