カーライフ

クルマは購入とカーシェアのどっちが得? 100万円国産車からBMWまで比較

毎月の支払額を劇的に抑える「残価設定ローン」とは?

 だが、無理してクルマを購入したら理想の家計簿は崩壊必至。いいクルマが欲しいけど月々の予算は増やせない、そんなジレンマを解決するのが「残価設定ローン」だと伊達氏。 「『残価設定ローン』とは、3年後や5年後の残存価値から車体価格を引いた金額を分割返済する方法で、毎月の支払額を劇的に抑えることができます。期限後に手放すことになりますが、それもまたクルマ好きの楽しみ。私は昨年、400万円以上するスバルの新車を3年の残価設定ローンで購入しましたが、毎月の支払いは1万円強です」

「カーシェア」は子育て世代にはやや不便かも

 出費を抑えるなら「カーシェア」という選択肢もあるが? 「都心部に住むDINKS世帯はいいと思いますが、小さな子供が2人いる家族だと、子供が車内を汚さないか、故障していないか、返却が遅れないかと、せっかくの家族団らんを満喫できないマイナス面もある。相対的に、『残価設定ローン』のほうをオススメします」  子供の成長に合わせて買い替えたり、クルマが不要になれば、そのまま手放す選択肢もある。暮らしに合わせてクルマとの向き合い方を変える。それも、ひとつの家族愛だ。 ※購入価格は実勢価格です
くるま

伊達軍曹氏

【自動車評論家・伊達軍曹氏】 複数の輸入中古車専門誌の編集長を務めた後、フリーランスとして独立。数多くの大手自動車メディアに記事を寄稿。これまで乗り継いできたクルマは15台 <取材・文/週刊SPA!編集部 アンケート/パイルアップ>
1
2
3
おすすめ記事