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崖っぷちの地下タレントが「毎日7~8時間」クラブハウスに全振りした結果

 コロナ禍の影響による収入減や失業が取り沙汰されるようになった。3密回避の観点から、“人を集めること”に不安を抱えるイベント関連の仕事は軒並み大打撃を受けた。  いちごグッズに総額3000万円費やした“日本一のいちごコレクター”として、テレビやライブに出演、イベントの司会やマジシャンとしても活動していたいちご姫さん(Twitter:@ichigohimewith)は、「コロナ禍で仕事がほぼ全滅した」と話す。
いちご姫

いちごグッズに総額3000万円費やした“日本一のいちごコレクター”であり、タレント・マジシャンのいちご姫さん

 そんな中、いちご姫さんはいま話題の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」に目をつけた。起死回生を狙うべく“全集中”。果たして、光明は見えたのか?  また、ひらすら毎日クラブハウスをやり続けた結果、早くもユーザーの変化に気づいたという。いったい、どういうことなのか。

コロナ禍で仕事が10分の1以下に

イベント

以前は数多くのイベントに出演していたが、コロナ禍で仕事が激減

 本来、年末は多数のイベントが開催されることから繁忙期。しかし、2020年末は例年の10分の1以下の仕事量だった。 「12月はクリスマスパーティや忘年会でマジシャンの営業が増える。1日に2本、現場をハシゴすることもありました。平均すると月30~40本はあったかな。でも去年は4本だけでした」  仕事がなく、ただひたすら家事と育児をこなす日々が続いた。そして1月、再び緊急事態宣言が発令され、ママ友とのランチ会すらできなくなってしまう。 「飲食店の時短営業内のランチとはいえ、ママ友を誘いにくい。非常識だと思われてしまう可能性もあるから。人と全然会えなくて、今思えばちょっと鬱っぽかったです」

フェイスブックで新しいSNSを見つける

 いちご姫さんは、“何かしたいけど何もすることがない”と悶々としていた時にクラブハウスに出会った。 「1月の終わり頃フェイスブックの友人の投稿で初めてクラブハウスを知りました。初め『何だろ~?』と思いつつ、招待制の新しいSNSということは分かったんで、ツテを辿って招待してもらったんです」  登録した当初は、使い方が「全然わかってなかった」という。 「説明文もぜんぶ英語だし、ハードル高すぎるやろ!っていうのが第一印象(笑)。日本語訳もまだ全然出てなかったし。とりあえず登録だけしておきました」
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「仕事の種まきになる」と確信
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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