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五輪中止“日本には決定権がない” というIOCのボッタクリ契約。中止したらどうなる

なんとか「再延期の要求」はできないものか

 コロナの感染が収まっていない状態では、心の底から「池江頑張れ!日本頑張れ!」と叫べない。いつ選手に感染者が出ないか、今日の日本の感染者は何人だろうと心配しながらのオリンピックも真っ平御免だ。  私は、何とかウルトラCの展開で、もう一度、もう1年の再延期を勝ち取って、あと1年は国民の命と健康を守り、コロナ対策に専念し、楽しいオリンピックが2022年夏には待っている。そういう決着になってくれないものかと心から祈ってる。それが2年半前に85%もの東京オリンピック開催を是としていた日本の本音だと思うからだ。 <文/佐藤治彦>
経済評論家、ジャーナリスト。1961年、東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、東京大学社会情報研究所教育部修了。JPモルガン、チェースマンハッタン銀行ではデリバティブを担当。その後、企業コンサルタント、放送作家などを経て現職。著書に『つみたてよりも個別株! 新NISAこの10銘柄を買いなさい!』、『年収300万~700万円 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』、『しあわせとお金の距離について』、『安心・安全・確実な投資の教科書』など多数 twitter:@SatoHaruhiko
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