恋愛・結婚

中年男性の「草食・絶食化」の実態。コロナ禍で新たな出会いが激減

 コロナ禍で揺れる日本。今、そのど真ん中で生きる中年男性たちは何を考えているのだろうか? そこでSPA!は、40~55歳の男性会社員3300人(既婚2500人、独身800人)の大調査を敢行。今回は性に関する問いをぶつけてみた。

新たな出会いが激減

恋愛相談カウンセラーの西郷理恵子氏

恋愛相談カウンセラーの西郷理恵子氏

 中年の草食、絶食化が進んでいるのか―― Hをしたい女性がいるか問うと、「特にいない」が3割強という結果に。性欲の解消法では、「性欲がない」という回答が3割近くに及んだ。この現実を、恋愛相談カウンセラーの西郷理恵子氏はこう分析する。 「外出自粛が続き『久々に妻とした』という既婚者の声もありますが、総じて新たな出会いが激減し、恋愛やそういう機会自体が奪われている状況です」 中年のお悩み白書

『ウエットな関係』を求める傾向が

 またコロナ不況での収入減も相まって、風俗や出会い系等の素性の定かでない女性とのワンナイトを控えていると西郷氏。 「性欲だけならひとりで済む一方、コロナ禍での人恋しさを埋めるように、女性との会話や心の繋がりまで重視する『ウエットな関係』を求める傾向が。パパ活市場でも、若い女性の夢を応援し、感謝とともにカラダを求められるという形を望む男性が増えています」
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取り戻す術はあるのか?
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