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国民的妹・森日菜美。子供たちから「柏餅のおねえちゃん」と親しまれるワケ

 グラビア業界で“令和の国民的妹”との異名をとる女優の森日菜美が“令和の日曜朝の妹”になった。
女優・森日菜美

女優・森日菜美

スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』

スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』に出演中の森日菜美

 今作で45作目という歴史を誇るスーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』に、フリント・ゴールドツイカーとしてレギュラー出演中。ゾックス・ゴールドツイカー(増子敦貴)の妹という役どころで、初登場回での柏餅を大量に食べるシーンはキッズたちの脳裏に焼き付き、街中で「柏餅のおねえちゃん!」と呼ばれることもあるという。そんな食べる姿も絵になる“国民的妹”のマイブームは自炊。相棒となるのは、実家の農家から送られてくる愛情たっぷりの新鮮野菜だ。

実家から送られてくるキュウリ13本は多すぎ

森日菜美 学生時代に家業を手伝っていたこともあり、野菜の栽培が趣味というファーム女子。今は実家から離れて一人暮らし中だが、日々の『機界戦隊ゼンカイジャー』での早朝撮影で嬉しいことが増えた。「野菜収穫のために父は毎朝4時半ごろから働いていますが、私もそれに近いサイクルの生活になりました。先日の朝、久々に父に行ってきますの電話をしたら『お父さんも今家を出たところだよ~』と言われて。父は畑、私は撮影現場と向かう場所は違えども、一緒の生活をしているんだと嬉しくなりました」と大好きな父親と心は一つだ。  フリント・ゴールドツイカーはオーディションで勝ち取った役柄。それまで森の芸能活動に興味が薄かった両親も、今では放送を毎週欠かさずにチェックしている。愛娘へのエールとばかりにとれたて新鮮野菜を送ってくれるそうだが「どう考えても一人では消費できない量の野菜が届く。一人暮らしでキュウリ13本はさすがに多すぎますよね」と苦笑い。と言いつつも血は争えないもので「最近のマイブームは自炊。先日も唐揚げを作りました。でもほとんどを大まかな目分量でやってしまうので、大量に作りすぎる。…父に似ているなと思いました」と照れる。

全力全開の癒しはバスタイム

森日菜美 撮影に参加してから二カ月以上が経過。「撮影ではオーバーリアクションを求められることが多いので、声の出し方も鍛えられたし、朝から全力全開でテンションを上げています。一般的なドラマに比べて体力の消耗を感じます。爆破シーンは迫力満点に思いきりドカンとやるので、熱量と風圧にビックリ。当初は『アツ!』と顔に出てしまい注意されることもありましたが、今ではクールな表情をキープできるようになりました」と特撮ドラマの洗礼を受けながら、女優としての経験値を積んでいる。  そんな森の全力全開を支える癒しとは、毎晩のバスタイムだという。「湯船にご当地温泉の入浴剤を入れて浸かるのが癒し。目をつぶって入浴剤を手にとり、立ち上る匂いを嗅いで銘柄を当てることにハマっています。柚子の香りって簡単に当てられると思いますよね? 実はハズれることの方が多いんです」と入浴剤事情も教えてくれた。
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“令和の国民的妹” 家族からは“あなたそのもの”
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1984年生まれ、映画好きフリーライター!インタビュー、取材、レビュー、オフィシャルカメラマン、オフィシャルライター
…なんでもやるのでいつでもどこでもなんでもお仕事の御用命お待ちしております!映画パンフレットも結構書いてます!買ってください!

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