妻へのモラハラをしていた男性が、その加害者心理を振り返る
<被害者のためのDV・モラハラを見抜くポイント>
「君のために」という理由で行われる言動には気をつけてください。あなたのためにした行動に、あなたが喜ばないのなら、変わる必要があるのは相手の行動です。あなたは、あなたが喜ぶものに喜び、嫌だなと思うものに嫌がるのです。それは自然なことです。あなたを愛する人は、そのあなたの自然を尊重します。
<加害者のためのDV・モラハラを自覚するポイント>
この記事を読んで少しでもギクリとしたあなた。「XXしてやったのに」と攻撃したことはありませんか? 「別れるならこれまでお前のために使った金を全部返せ」などと要求したことはありませんか? それらは、あなたが愛と呼んでいるものが単に支配欲求である可能性を示しています。
<文/えいなか 写真/ぱくたそ>
DV・モラハラなど、人を傷つけておきながら自分は悪くないと考える「悪意のない加害者」の変容を目指すコミュニティ「GADHA」代表。自身もDV・モラハラ加害を行い、妻と離婚の危機を迎えた経験を持つ。加害者としての自覚を持ってカウンセリングを受け、自身もさまざまな関連知識を学習し、妻との気遣いあえる関係を再構築した。現在はそこで得られた知識を加害者変容理論としてまとめ、多くの加害者に届け、被害者が減ることを目指し活動中。大切な人を大切にする方法は学べる、人は変われると信じています。賛同下さる方は、ぜひGADHAの当事者会やプログラムにご参加ください。ツイッター:えいなか
『孤独になることば、人と生きることば』 モラハラ、パワハラ、DV 人間関係は“ことば”で決まる |
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