恋愛・結婚

アイドルと交際した一般男性。基本戦略は「ファンであることを隠し通すこと」

 芸能人と一般人の交際・結婚報道が出るたびに、「一体どうやって?」と疑問に思う人も少なくないはずだ。
マスコミ

※写真はイメージです(以下同)

 4度目の緊急事態宣言下で暗いニュースが絶えないなかで「僕はアイドルと付き合っています。アイドルと言っても“地下アイドル”ですが」と嬉々として話すのは商社勤務の海斗さん(30代・仮名)。見た目はまったくオタクに見えないチャラ男風だが、コロナ禍で地下アイドルと交際することに成功したという。 「僕はもともとアイドルオタクで。AKBなどの王道だけではなく、動員が一桁なんていう地下アイドルのライブまで行ってました。ただ、ここ2年ぐらいはほぼ現場(ライブやイベントなど)に足を運べていないですが」

地下アイドルと交際中の一般男性

 現在、アイドルと交際中の海斗さん。それ以前はライブに行けずとも、SNSでは広範囲にアイドルをフォロー。日々のチェックは欠かさなかったという。 「Twitterで、アイドルをフォローするためだけの裏垢(裏アカウント)を作っていたんです。友人にも教えていません。気晴らしに見ていましたね」  ここまで話だと、ただのオタク。そんな彼が、どうやって地下アイドルと出会い、付き合うまでに至ったのだろうか?

場末のキャバクラに“推し”を発見

「僕は今、新宿から30分ほどかかるギリギリ都内に住んでいるんですが、近所にたまに行くキャバクラがあって。緊急事態宣言下でも気にせず営業していて、キャバクラっていうかスナックに毛が生えたような激安店なんですが、そこにSNSでチェックしていたなかでも“推し”(お気に入り)の地下アイドル・Aが働いていたんです!」  現役地下アイドルのAさんを見つけるやいなや、すかさずボーイを呼んで、彼女を場内指名(店内で見つけた子を途中から指名すること)。 「いつもフリー(指名なし)で飲んでいた自分を褒めたくなりましたね(笑)。実際に喋ったAは普通に良い子。プライドが高い女だったら嫌だなぁと思っていたから安心しました。とはいえ、彼女が地下アイドルをやっていることは知らないフリをしておきました」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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