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”夏季オリンピックの名言”歴代ベスト10…北島康介「なんも言えねえ」は4位

9位 「取り返しのつかないことをしてしまった。日本のみなさんごめんなさい」 6%

レスリング・吉田沙保里(2016年リオデジャネイロ)
吉田沙保里

吉田沙保里

 9位は2016年リオデジャネイロオリンピック、レスリング女子53kg級で4連覇の夢が破れて銀メダルに終わった吉田沙保里が試合後に残した名言。  リオデジャネイロオリンピックでは日本選手団主将を務めた彼女は泣き崩れ、悔しさを露わに。最強を誇っていた絶対王者が金を逃した衝撃ととも、国のため、国民のために、日本レスリング界のために闘っていた吉田が背負ってきたものの大きさを感じさせた。

8位 「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」 10%

競泳・松田丈志(2012年ロンドン)  8位は2012年ロンドンオリンピック、競泳男子400メートルメドレーで日本代表が銀メダルを獲得したあと、メンバーのひとりである松田丈志が語った名言。  メダリスト以外、帰国の便はエコノミークラス、親族だけの出迎えに会見もないというシビアな現実を知る松田。アテネオリンピックと北京オリンピックで金メダルを獲得してきた北島がロンドンでは不振が続き、個人競技ではメダルを手にしていなかった。すでに同大会の200mバタフライで銅メダルを獲得していた松田にとって、もうひとつのメダルは大先輩である北島を絶対に無冠では帰させないという意地の賜物だった。
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6、7位は同一競技の選手が続いてランクイン
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