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ヒカキンの総額1億円腕時計の残価率を算出。全面ダイヤの4000万円ノーチラスetc.

オーデマピゲ ロイヤルオーク 26510OR.OO.1220OR.01

推定購入額:1890万円(当時の定価) 査定額:1400万円 残価率:74% ロイヤルオーク-26510OR.OO.1220OR.01 このロイヤルオークが、購入する様子を動画で公開した第1弾だといえます。  ここから、ヒカキンさんの腕時計選択は、クセがすごモノとなっていったような傾向が見られます。先日お伝えした、スギちゃんのデイトナもそうですが、クセがすごい腕時計は、値上がり難易度が高いわけです。  そして、そういったクセがすごい腕時計を新品で買ったならば、より一層値上がり難易度は高いといえます。しかし、それでも残価が74%も残っているというのは、やはりロイヤルオーク人気が高いのだといえるでしょう。

パテックフィリップ グランドコンプリケーション 5270/1R-001

推定購入額:2445万3000円(定価) 査定額:1400万円 残価率:57% グランドコンプリケーション-5270/1R-001 動画内で、唯一ヒカキンさんが「もうちょっといってほしかった」という感想だったこの腕時計。実際、残価率は57%と、ヒカキンさんがこれまでに購入した腕時計の中で最も低い数値となっています。  査定額が低い理由は、こういった複雑時計への需要が現在それほど高くないからでしょう。ただ、これがクルマだったならば、2400万円の残価率が57%というのは優秀だといえます。  実際、私がかつて乗っていたロールスロイスは、新車価格が3000万円以上でしたが、私の購入額は50万円。つまり、その時点での残価率は2%。このパテックフィリップは、ヒカキンさんのコレクションの中で、最も残価率が低い腕時計でありますが、それでも57%という数字が残っているわけです。腕時計としては低い印象の残価率ですが、腕時計以外のアイテムと比べるとそこそこ優秀という側面があるかと思います。
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全面ダイヤの4000万円ノーチラス
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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