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ヒカキンの総額1億円腕時計の残価率を算出。全面ダイヤの4000万円ノーチラスetc.

パテックフィリップ ノーチラス 5719/10G-001

推定購入額:4000万円(動画内で言及) 査定額:4000万円 残価率:100% ノーチラス5719/10G-001 パテックフィリップノーチラスといえば、いまや高校生にも認知されているぐらい有名な高級腕時計。多くの人が憧れているのは、ダイヤなどが無いシンプルな3針青文字盤でありますが、ヒカキンさんが所有しているのは、全面ダイヤのクセがすごいモデルです。  動画内で、ヒカキンさん自身も言及されていましたが、こういったダイヤモデルの人気度はそこまで高くありません。しかし、そういったハンディがありながらも、残価率100%となったというのは、ノーチラス人気の凄さを象徴しているともいえます。

残価率88%という優秀な数字に

 さて、冒頭でもお伝えしたように、これらヒカキンさんの腕時計全てを合計した場合の残価率は88%となります。  デイトナ116520のように、残価率が162%となっているものもあれば、パテックフィリップのグランドコンプリケーションのように、残価率57%という値下がり腕時計も存在。それでも、全体の残価率が88%となっているのは、ヒカキンさんの腕時計選択が良かったということになると思います。  実際、癖がすごい腕時計、なおかつ新品購入というハンディがある状態で、これだけの残価率を叩き出したのは、なかなか凄いといえます。例えば、『癖がすごい✕中古』であるとか、『そこそこ人気✕新品』ならば、高い残価率を狙えることでしょう。しかし、『癖がすごい✕新品』という状態では、残価率が下がっても不思議ではない条件だといえます。それを前提とした場合、この残価率88%という数値は、優秀だといえるのです。   それと同時に、1億円近い買い物をして、残価率が88%も残っているというのは、やはり腕時計は凄い、その一言に尽きると思います。 文/斉藤由貴生
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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