男にせよ、女にせよ、絶対的にモテない要素の一つにケチという要素がある。このケチ、笑い話で済ませている分にはよいのだが、周囲の人間を不快にさせる飛び道具にすらなるから注意が必要だ。 そこで今回はケチな男女の話を根掘り葉掘りと集めてみた。人の振り見て我が振り直せ……ケチ男、ケチ女の不愉快な生態とは？

【職場編】

　社内では物を持って行くという行為が度を超すとドン引きの対象となるようだ。また、飲み会や出張でのせこい一面もみんな見ているので、要注意だ。 「課長、お願いですからプリンターのインク持って帰るのヤメてください。深夜の作業中にインクが切れて大変な目に遭いましたよ……」（30歳・男・制作会社） 「会社に来たお歳暮やお中元をこれでもかと持って帰る人がいるんですが、見苦しいです」（26歳・女・事務） 「3人で出張になった時に、3人分の新幹線のチケットを購入して領収証を貰ってから払い戻し。格安チケットの金券屋で安いチケットを購入して差額を浮かせてる先輩がいて、唖然としたことがあります」（28歳・男・製薬会社） 「歓送迎会の幹事をケチなヤツにやらせると、頼んでもないのに激安居酒屋で一番安いコースにしてくる。お世話になった人を送ったり、新しい人を迎えるのに、心がこもってないと思われても仕方がない」（34歳・男・メーカー） 「ヤフオクに出品して落札されたものは全部会社から発送してる女がいた」（28歳・男・商社） 　備品のパクリも度が過ぎると笑えなくなるので、絶対にヤメましょう（※犯罪です！） ◆飲み会や職場だけじゃない　ケチな人々の不愉快極まる生態 「テレビでやってる節約主婦とか見てると気が萎えますね。旦那を水風呂に入れたり、風呂の時間は5分までとか、電気付けたら子供が怒られたり……。あそこまでして年に数千円の節約に成功！って、じゃあ、共働きした方がよくない？って思っちゃう」（32歳・女・主婦） 「先輩の結婚式では2次会の余興、映像作り、司会と、我々後輩連中は全てタダ働き。で、今度は我々後輩連中が結婚式を迎えたところ、先輩からのご祝儀はなんと1万円。後輩からは3万円ご祝儀取っといて、タダ働きさせて……。後輩全員で絶縁しました」（35歳・男・テレビ局） 「元カレはそこそこの収入があるのに、強烈なケチ男だった。高速道路は休日の1000円の時しか絶対に乗らないし、ガソリンは1円でも安いとこにわざわざ30分もかけて行く。平日に休みを取ってドライブに行った時は東京から伊豆まで延々と一般道。朝出て夕方前に着いてとんぼ返り。さすがに別れました」（27歳・女・事務） 「家飲みで発泡酒とかその他雑種系の偽ビールが出てくるとガッカリな気持ちになります。ビールにしようよ……」（35歳・男・出版社） 「面倒くさいからワンメーターくらいの距離でもタクシーに相乗りすることってたまにあるじゃないですか。その時に1円単位まで割って請求してきたヤツがいたけど、イラッとしましたね」（38歳・男・メーカー） 「付き合って、結婚して10年になる夫、いい加減に新しい下着を買ってほしい。ユニクロのパンツのゴム変えて10年も使ってるなんて、正直、気持ち悪い」（33歳・女・主婦） 「駅やスーパーの自転車置き場ってロック式じゃないですか。あれのロックとロックの間に突っ込んでる人って、ケチというよりも常識がないって思います。特におばさんが多い！」（38歳・女・主婦） 「ケチ自慢してくる男は十中八九気持ち悪い。男なら豪快に生きてみろ！って思う」（30歳・女・金融） 「煙草が値上がりした時に、パチンコ屋に行って落ちてる玉を拾い集めて煙草に変えようとした先輩。さすがにつまみ出されてましたね（笑）」（32歳・男・人材派遣） 「プレイ中、いちいち『コレって無料だよね？』とか『コレやるとお金かかる？』って聞いてくる客は超ウザい！　こういう男に限って、時間ギリギリまでプレイして、終わる時間から逆算してイクんだよね。ウザい！」（22歳・女・風俗嬢） 　などなど、いろんなケチエピソードを紹介してみた。あなたもこの中にあてはまることがあれば、要注意！　ケチとは人間の度量を示すもの。確実にモテないので、軽く損するくらいの生き方の方が良いのかもしれない。 取材・文／テポドン