仕事

月数千万円を稼ぐ起業家が「お金を稼ぐことは悪」という風潮に思うこと

中卒で地元建設会社に就職。その後、漁師、大手運送会社勤務を経て、「株式会社好きなことで生きていく」を設立した異色の経歴を持つ水島翔。現在は、FXやネットビジネスで月収数千万円を稼ぐ。「好きなことで生きていく」を信条に、自分のライフスタイルや生き様を発信するこの若者は、いかにして成功を手にしたのか。

成り金みたいでカッコ悪い?やる気に火がつくなら、きっかけは何でもいい

水島翔

水島翔氏

 私は30代前半まで中卒のただのサラリーマンでしたが、自由に生きることができるお金と時間が欲しくてFXやネットビジネスを始め、3年で月収数千万円稼げるようになりました。会社員時代に思い描いていた「好きなことで生きていくライフスタイル」をある程度実現させることができたのは、行動し続けたからでした。  行動し続けるモチベーションを保つには「これが欲しい」「こんなふうになりたい」とリアリティを持ってイメージをし、ワクワクした気持ちを持ち続けること。  そして、目標を可視化しリアリティをより明確にするために、「ビジョンボード」を作ることもお話ししました。乗りたい高級車、身につけたいブランド品に高級腕時計、住みたいタワーマンション、リゾートでの自由な暮らし……ビジョンボードを作って3年くらいたった今、私はフェラーリ488GTBやフェラーリF8、クルーザーなども購入し、ビジョンボードに描いていた大半を手に入れることができました。  今の時代、高級品だとかブランド品だなんて成り金みたいでカッコ悪いと思う人もいるかもしれません。でも「フェラーリに乗りたい」「タワーマンションの最上階に住みたい」という気持ちでもっと稼いでやる!とやる気に火がつくなら、私はきっかけは何でもいいと思っています。

お金が持っている本当の「力」とは?

 世界的ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』で、貧乏父さんは「お金は諸悪の根源だ」と言っていたのに対し、金持ち父さんは「お金がないことが諸悪の根源だ」「お金はパワー」と言っていました。私も、お金には「力」があると思います。  多くの方は生活費を稼いだり住宅ローンを返済するために仕事をしていますよね。つまり、時間を切り売りした対価が給料になっています。しかし、お金があれば、大切な家族と過ごすかけがえのない時間、自分の好きなことをする自由な時間、自力でお金を稼ぐための自己投資の時間などをつくり出すことができるのです。  仕事で奪われていた人生の大切な時間をつくり出す――これが、お金の持つ力だと思っています。
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モノではなく体験を買うことに意味がある
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