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不調のミスドと絶好調のスタバ。キャンペーンから見えるチェーン店の“愛され力”とは

“愛される”という点で通底

 駅前のミスドが閉店しても、ミスドとの思い出は消えないーー。  そんなSNSでの声を「わかってますよ」と言っているかのようなミスドのキャンペーンを見ると、不振からのV字回復をまだ諦めていないことがわかるのではないでしょうか。 「愛される」という点で実は通底していたスタバとミスド。  オールドファッションのような甘い思い出も、ダークモカチップフラペチーノのような苦い思い出も、すべて乗り越えていまの私たちがいます。愛される企業のヒントは、スタバとミスドの理念に隠れているのかもしれません。
馬渕磨理子

馬渕磨理子

<文/馬渕磨理子>
経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
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