三越伊勢丹6年3ヵ月、高島屋は…コロナ後の“百貨店の寿命”をガチ試算
―[あの企業の意外なミライ]―
回復が期待される百貨店業界だが…
〈雨は夜更けすぎに 雪へと変わるだろう〉
この原稿を書いている港区某所のカフェでは、定番のクリスマスソングメドレーが聞こえてきます。毎年、カフェや百貨店の有線がクリスマスソング一色になる12月を、私たちはあと何年過ごすのでしょうか。
さて、“クリスマス商戦”と聞いて頭に浮かべるのは、決まって百貨店のジュエリーコーナーや高級ブランド品ではないでしょうか。昨年はお店を開くべきではないと“不要不急”の商品として、ディオールのエンブロイダリーやエルメスのシェーヌダンクルのような高級ブランド品が槍玉に挙げられることがありました。そんな百貨店も、ようやく今動き出そうとしています。
大手百貨店4社の11月の売上高は前年比プラスで推移し、さらにこれからリベンジ消費が盛り上がるタイミングです。下記の売上高を見ても、その回復ぶりがわかると思います。
【2021年11月の百貨店4社売上高】
J.フロントリテイリング(大丸松山) (+16.1%)
三越伊勢丹 (+14.5%)
エイチ・ツーオー・リテイリング(阪急・阪神)(+11.5%)
高島屋 (+8.9%)
好調の背景には、スーツケースなどコロナ以前に売れていた商品が再び動くようになったことが挙げられます。しかし、本当に百貨店は今後V字回復の道を歩むのでしょうか。毎年、阪急うめだ本店前の人混みを見ると年の瀬を感じる私馬渕磨理子が分析します。
百貨店はコロナにどう立ち向かうのか?
経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
この記者は、他にもこんな記事を書いています




