「デスクワークで足腰がツラい」人が仕事の合間に取り入れるべき簡単エクササイズ
オフィス・リモートにかかわらず、毎日長時間のデスクワークで運動不足の人も多いはず。今回は、現役パーソナルトレーナーで柔道整復師の私(ヒラガコージ)が、デスクワーカーに向けた「専用エクササイズメニュー」をご紹介したいと思います。
椅子に座り続けていると運動不足になることは容易に想像できると思いますが、その状態を少し深く見てみると特徴が掴めます。
座り姿勢は股関節/膝関節/足首の3つの関節がそれぞれ約90度に曲がった状態が続く姿勢です。そのため、たんなる運動不足なのではなく、関節が同じ姿勢、しかもちょうど可動域の中間地点で止まってしまっていることになるのです。関節が中間地点で曲がった状態が続くと、それに伴う筋肉が同じ状態を“形状記憶”してしまうため、癖が強くなってしまうのです。
座り姿勢において股関節の問題となるのは前ももの緊張です。座った姿勢(股関節90度)が続くと、前ももにある大腿四頭筋という筋肉、その中でも特に足の付け根側あたりが硬くなります。これが腰痛の原因や、股関節の関節可動域が狭まることで代謝ダウンにもつながります。積極的に大腿四頭筋をストレッチしてあげましょう。
<大腿四頭筋ストレッチ(前ももストレッチ)>
①右足と左足を前後に大きく開いて立ちます。
②後ろ脚の膝を床につけたら、後ろ脚の膝を曲げます。可能な方は曲げた脚の先を手で持って、さらに膝を曲げましょう。
曲げている膝側の脚の前もも(大腿四頭筋)がしっかり伸びているのを感じられたらOKです。
※左右5秒3セット/1日
座り仕事の姿勢は「関節90度」
股関節にはストレッチが有効!
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柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
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