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なぜ綾瀬はるかは視聴率を稼ぐのか。稼げない女優との違いと世間の誤解

視聴率を取りやすい女優・No.1

元彼の遺言状

公式ホームページより

 ドラマの良し悪しを決めるのは1に脚本、2に役者、3に演出。国内外を問わず古くからの常識である。だからドラマがコケたとき、役者にばかり責任を押し付けるのは酷なのだ。もっとも、視聴率を獲りやすい女優がいるのは事実。「同じ脚本と演出なら、この人が演じたほうが視聴者に歓迎される」といった存在である。  現時点でそのナンバーワンは綾瀬はるか(37)に違いない。4月期はフジテレビの連続ドラマ『元彼の遺言状』(11日スタート、月曜午後9時)に主演する。1年3カ月ぶりの連ドラとなる。  綾瀬の人気はどれくらいあるのか、改めて確認しておきたい。4日に発表された「タレントイメージ調査」(ビデオリサーチ)では女性部門のトップ。この調査は好感度ランキングの中で断トツの信頼を誇り、スポンサーや広告代理店がCMキャラクターを決める際の指標に使っている。綾瀬は目下のところ2連覇中。通算で11回もトップを獲っている。  綾瀬が契約中のCM数は8本。より数多く契約している女優もいるが、CM女王と呼べるのは綾瀬だ。クライアントがパナソニックや日本生命、ユニクロなど日本を代表する企業ばかりであるうえ、契約金も女優ではトップクラス(推定5000万円前後)だからである。契約金の合計額もトップに違いない。  契約金を相場よりかなり下げてでもCMに出る女優もいる。その理由の1つはCMで顔を売るため。だからCMの契約数だけでは女優の人気やステイタスは判断できない。問題はCMの質なのである。

綾瀬の過去作の視聴率をチェック

 視聴率の話に移りたい(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。綾瀬の一番新しい主演作品は1月2日に放送されたスペシャルドラマ『義母と母のブルース2022年謹賀新年スペシャル』(TBS)。視聴率は世帯13.8%(個人4.4%)で、裏番組を圧倒した。スポンサーが歓迎するコア視聴率(13歳~49歳の個人視聴率)も高かった。  森下佳子さん(51)による脚本が出色で、竹野内豊(51)や佐藤健(33)、上白石萌歌(22)ら共演陣の演技も良かった。とはいえ、やっぱり綾瀬は視聴率を獲りやすい女優なのだ。  2021年1月期に放送された綾瀬の連ドラの前作『日曜劇場 天国と地獄』(同)は最終回の視聴率が世帯20.1%(個人12.0%)にも達した。NHKの大河ドラマや連続テレビ小説も得られない数字だった。魂が猟奇殺人容疑者役の高橋一生(41)と入れ替わるという難しい役だったが、綾瀬が巧みにこなしたのは記憶に新しい。
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好感度だけではない演技力
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