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ガソリン代を1円でも安くする方法。燃費6km/lの中古外車オーナーの答えは

長距離ドライブ時は相場が安いエリアを狙う

 家の近くであれば、地元なので「どのスタンドが安い」のか、大体把握することができるでしょうが、長距離を走るとなると、安いガソリンを入れるには工夫が必要です。  東京⇒関西など、無給油で目的地までたどり着けない長距離の場合は、高速道路上のパーキングエリアで給油する必要もでてきます。  そのような場合、私は事前に経由地や目的地の情報を調べてから行くことにしています。  ご存知の方も多いでしょうが、gogo.gsを利用すれば各地のガソリン価格を把握することが可能。ただ、gogo.gsは最新のデータでない場合もあるため、私は遠方に行く場合、「その地域の相場」を調査することに役立てています。  また、高速道路上のガソリンスタンドは、ネクスコの公式サイトに各スタンドの単価が掲載されているため、「どこが安いか」がすぐわかります。  先日、私は東京から鳥取方面まで行ってきたのですが、行きは新東名の駿河湾沼津SA、帰りは中央道の虎渓山PAで給油。鳥取付近では、鳥取駅周辺や米子周辺といった、大きな街のガソリン価格が安かったため、そのあたりを狙って東京と変わらない水準で満タンにすることができました。  ちなみに、コストコがある地域に向かう場合、現地のコストコで給油するというのが最もお得。昨年、私は金沢に行ったのですが、コストコで給油した結果、いつも行くガソリンスタンドよりも安価な状態で、金沢⇒東京を走ることができてしまいました。コストコのガソリンは、安いにも関わらず品質が高く、私はシェルのVパワーにも負けないと感じています。積極的にVパワーを入れている私ですが、コストコのカークランドシグネチャー品質は信頼しています。

ガソリン価格の上下にストレスを感じるな

 レギュラーが1リッターあたり170円超えという今、ガソリンがずいぶん高くなったという印象がありますが、結局のところ、個人としては、まだ我慢できる範囲内であります。  個人でクルマに乗るといった場合、日常的に乗るという人でも、せいぜい1年1万km程度。これが、1年2万kmや3万km走るとなると、話は別となりますが、個人の場合、燃料代の高騰は、それほど影響は大きくないといえます。燃料代が安い時期=88円だったとしても、今のように170円程度だったとしても、結局クルマに乗るということは、それなりにお金がかかるのです。  ですから私は、あらかじめ予算を決めるということにより、「ガソリン代は年数十万円かかるものである」と覚悟し、ストレスなく“高いガソリン”を入れている次第です。 <文/斉藤由貴生>
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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