更新日:2022年08月28日 16:39
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「ケチなのに、周囲の評価が下がらない会社員」が積極的にしている節約6選

出世する人のケチ②「家賃」

通勤

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 お金が惜しければ、少々の我慢は必要です。しかし、時間の価値も重視すべきでしょう。  筆者は都市部で働く人が住む場所については、家賃と通勤時間のバランスを考えると、都市部の駅の、駅から遠い物件を狙いにつけるべきだと捉えています。駅と家が自転車で往来できるとなおいいです。  個人の印象が重要な職業においても、住んでいる場所について確認されて覚えられるのは一生に何度もなく、しかも、「最寄り駅」しかだいたい覚えられません。そこから徒歩1分でも15分でも「あそこの駅ね」とひとくくりになります。  印象を大事にしたい人は最寄り駅の場所にだけこだわり、あとは1日に数分余計に時間をかける(自転車を使えばその半分以下)だけで万単位で賃料相場が下がりますので、お得を取りにいきましょう。

体調管理につながると考える

 駅近物件に住んでジムに行ったりしている人は、お金によほど余裕があるということです。そこまででもないけれど体調管理に気を使いたい人は、あえて駅から少し離れたところに住んで毎日ウオーキング気分で駅から往復することで家賃は下がるしジム代の回避にもなります。そう思えば、我慢が我慢でなくなり、有意義な時間に変わります。  やってはいけないケチの例としては、無理をして都心の駅でさらに駅近の分不相応に家賃が高い部屋に住み、その結果として「お金に余裕がない」という心境・理由で人付き合い含めた自分の活動を宣言していくことです。  買うか借りるかについては、価値観がかなり絡むので今回は論点にしません。
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タクシーは余裕のある人が乗るもの
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株式会社リヴァイタライゼーション代表。経営コンサルタント。東京大学大学院修了後、投資会社、経営コンサルティング会社で企業再生などに従事したのち、独立。現在も企業再生をメインとした経営コンサルティングを行う。著書に『好景気だからあなたはクビになる!』(扶桑社)などがある

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