更新日:2022年08月28日 16:39
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「ケチなのに、周囲の評価が下がらない会社員」が積極的にしている節約6選

出世する人のケチ④「飲食費」

自炊 言わずもがなですが、一人での外食は一切しないことが経済的です。ただ、筆者もそうですが、自炊がどうしてもできないという人もいるかとは思います。  そうした場合には、何かを捨てることでしょう。味やバラエティは捨てて、毎日とはいわずに何日かに1回はご飯とふりかけだけとか、トーストとジャムだけなどで食事をやり過ごすとかです。  外食のモーニングは人と食べる分には会食になるので意味合いが変わりますが、独りで食べるのはNG。一見安く見えますが、同じものを自分で用意した場合(しかも、調理という観点では昼食は夕食と比較するとすごく簡単なはず)と比較すると、割高なことこの上ないです。ちょっと早起きして自分でやればいいでしょう。  筆者もそうですが、外出先でのコーヒーを飲みながらのちょっとした休憩やそこでパソコンを開くことが仕事のリズムになじんでいるような人も珍しくないかと思います。  おしゃれなコーヒー店で300~400円以上かけて1杯のコーヒーを頼んで座ることは控えて、店をファーストフードに変えて100円のコーヒーで済ませましょう。もちろん友人知人や仕事上の人と話す場としては前者がいいと思いますが、一人のときに気取る必要は全くありません。

水筒を持っていくだけでも大きな節約

 大事な点は、自分を知ることです。家で集中して作業や勉強できることが理想ですが、そうでない気質なのに、コーヒー代をケチるために家でやろうとして集中できず効率も上がらず、いつまで経ってもやるべきことができない状態になってはいけません。  節約の観点からは1本だけ買う飲料も無駄です。水分補給やリフレッシュに必要であれば、水筒を持って歩いておけばいいでしょう。  最近の水筒は小型のものやデザインも綺麗になっているので、以前だったら水筒を出してちょっと飲んでいたら節約全開モードに見られましたが、今はちょっとおしゃれにも見られるようになっています。外で水のペットボトルを買うなんて論外です。  お酒については趣味嗜好があって「それがないなら死んだ方がマシ」とまで言う人もいるので一概には言えませんが、「量は減らさないとな」とは常に思っていたほうがいいでしょう。  そうして浮かせたお金を、たまの友人知人やお金につながりそうな仕事仲間と楽しくすごす食事の席に回してみるのがおすすめです。
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「黙ってやってバレる」は絶対に回避
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株式会社リヴァイタライゼーション代表。経営コンサルタント。東京大学大学院修了後、投資会社、経営コンサルティング会社で企業再生などに従事したのち、独立。現在も企業再生をメインとした経営コンサルティングを行う。著書に『好景気だからあなたはクビになる!』(扶桑社)などがある

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