秋のトップスといえば「ニット」ですが、ニットには糸の太さで分類わけがあります。 ・細い糸を使った薄手の「ハイゲージニット」 ・太い糸を使った厚手の「ローゲージ」 ・その中間である「ミドルゲージ」 　この3種類があります。「ローゲージ」は「カウチン」だったり「フィッシャーマンズセーター」などややカジュアルなニットに多い。 　編み地がしっかりと見える太い毛糸で作られたものを指します。ニットならなんでも同じではなく太くガッシリと編まれたローゲージは冬感が大変強いもの。ハイゲージなら着用OKですが、ローゲージをまだ20度を上回る日のある10月の気候で着用するとどうにも暑苦しくて季節感を損ないます。 「秋物はニットならOKだろう」ではなく、見た目の印象をしっかり考え、ローゲージは11月程度から取り入れるようにするべきです。 　いくら「先取り」がおしゃれの基本といっても、9~10月からローゲージを着用していたらちょっと先取りしすぎ。暑苦しく感じることもあるでしょう。