更新日:2023年11月30日 11:35
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おっぱいを“揉む”は女性に無意味? 男の勝手じゃないベストな方法とは…

あなたは誰にSEXを教わっただろうか? 世に溢れる性愛のハウツーは、主観や経験則で語られた誤った知識であり、“男の勘違い”である場合も少なくない。そんな性愛論を総ざらいするとともに、医師や学者が最新研究から導き出した「性愛=SEX」の真実を明らかにする!

SEX神経学 性感帯別で変わる適切な愛撫方法とは

男が勘違いしている性愛論の真実性感帯について正しく知る男は少ない。そもそも性感帯と呼ばれる部位は、神経学的に「末梢神経が密集している部位」を指す。 「性的快感とは、こうした末梢神経が密集する“適切な”部位へ、“適切な”強度の刺激を加えて初めて得られるもの。でないと性感帯を刺激しても快楽信号が脳へ伝達されることはありません」(性交痛外来を開設する富永ペインクリニックの富永喜代医師) 男性の亀頭や女性のクリトリスは、まさにこうした神経が密集するエリアといえる。ただし、「同じく感覚が鋭敏な手や指先とは分布する神経が別モノ」だとか。温度や痛み、振動にのみ反応する神経が密集しているのが性感帯の特徴だ。次からの各カテゴリーで後述するが、「C線維」と「陰部神経小体」が性感帯の正体とされている。「唇」「おっぱい」「女性器」がこれらの神経が密集する代表的なエリアだ。 「性感帯の触り方によっても、反応する神経線維、さらに脳の反応が変わることが証明されています。つまり、性感帯だからといってむやみやたらと強く刺激したり、すべて同じ触り方で刺激しては意味がありません」 時に振動を与え、時に全身ソフトタッチで……。末梢神経が密集する部位を把握し、部位ごとの適切な刺激の与え方をマスターしてこそ、最高の性愛術に近づけるのだ。 続きを読むには会員登録(無料)orログインをしてください。 ※ログイン後も下記のボタンは表示されます

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<唇>実は人体有数の神経密集地帯。柔らかく密に愛撫

男が勘違いしている性愛論の真実「体の感覚が脳のどの部分に反映されるのかを調べた『ベンフィールドの感覚野マップ』によれば、口周辺は全身の感覚野の4分の1もの広い面積を占めます。口元の神経は脳に直結する脳神経が支配するため、快楽信号を脳に直接伝えやすい」(富永氏) かといって激しく吸ったり舐めたりするのはナンセンス。なぜなら柔らかな心地よい刺激を脳に伝える神経よりも、硬い圧力や痛みを伝達する神経のほうが伝達速度が速いから。そのため舌と唇は常に脱力あるのみ。その上で触れる面積を増やす。これが最も女性の脳に快楽を届けられるキスだ。 男が勘違いしている性愛論の真実
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