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日本代表の劇的逆転勝利でドーハで日本人が大人気。サウジサポーターとの絆も

生まれたサウジサポーターとの絆

2022サッカーW杯ドーハ大会

勝利の余韻に浸りながら帰途につく日本サポーター。この日から、さまざまな場所で賛辞をあびることになる

 そのなかでもサウジのサポーターは日本の勝利がとにかく嬉しいようで、街ですれ違うたびに声を掛けられる。記者もそれに応じ、そのたびにお互いを讃えあっている。  開幕戦、アジアでしのぎを削る開催国カタールが0-2で完封負け、翌日イランがイングランドに2-6で大敗。現在4.5ある「アジア枠」、次の2026年大会では参加国の増大とともに「8.5」となることが決定している。その意味でもアジア意義が問われそうな内容だっただけに、日本とサウジの「ジャイアントキリング」はこのあとの大会の盛り上がりを左右しそうなのだ。  ”We’re One!”  ハリーファ国際スタジアムでもらった係員からもらった言葉を今、サウジサポーターにかけている。そしてまだ未勝利の韓国、イラン、そして開催国のカタールが勝ち、その言葉をわかちあえればとも思っている。 取材・文・撮影/遠藤修哉(本誌)
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