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Amazon・ヨドバシの「オリジナル乾電池」はどっちが長持ち? 性能を比べてみた

単4型乾電池でもAmazonに軍配

 次に、単4型アルカリ乾電池も比較してみます。こちらも1A放電の同じ条件で行っています。  Amazonの推定容量は484mAh、ヨドバシは423mAhです。重さは、Amazonが11.42mAhでヨドバシは11.73gとなっています。
乾電池

単4型アルカリ乾電池比較。僅かだがAmazonのほうが性能が良い。

 放電結果は、1.04Aまでの放電特性はほぼ同じですが、その後の粘り強さはAmazonの方が大きく、ヨドバシが21分で終止電圧でもある0.9Vへ到達。3分後の24分経過時に0.9Vへ到達しています。

ヨドバシブランドはリニューアル後に期待

 今回の比較では、単3型・単4型ともに価格も性能もAmazonに軍配が上がっています。  しかし、あくまでも今回調査したロットによるものなので常に同じ結果が出るとは限りません。  特に、ヨドバシブランドの乾電池は現在リニューアル中で、今回比較に使った乾電池は現在在庫処分中。リニューアル後のオリジナルブランド乾電池はパッケージ変更だけでなく、性能が向上する事を期待したいところです。 文/板倉正道
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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