お金

6頭のみのディープインパクト最終世代。ベタ買いしたら回収率はどうなる?

負けても強しのメズマライジングと及第点のエレガントギフト

競馬

昨年の菊花賞を制したアスクビクターモアもディープインパクトの産駒だ。

 メズマライジング(牝・母フォルト)は12月4日の中京2000m戦でデビューしクビ差の2着。良馬場発表ながら雨が残った馬場、直線入口で接触の不利があったことを思えば、負けて強しの内容でした。2000mでデビューしていることからも、距離の融通性は高そうで、桜花賞のみならず、オークスの2400mでも十分に走れるタイプでしょう。  新馬戦の後は外厩で一息入れられていますが、復帰戦に向けて順調にトレーニングを積まれている様子。復帰戦から、まず好勝負でしょう。  エレガントギフト(牝・母ジュエルメーカー)は1月9日の中京芝1600m戦で待望のデビューを果たしました。レースは出遅れて道中は10番手からの競馬になりましたが、大外から追い上げて7着。とはいえ、勝ち馬からは0.8秒しか離れておらず、初戦としては及第点の内容でした。

未デビューのディープインパクト産駒も魅力たっぷり

 続いては、これからデビューを控える2頭を紹介します。  スイープアワーズ(牡・母スイープトウショウ)は、昨年末にゲート試験を合格し、現在はリフレッシュ放牧中。お母さんのスイープトウショウは2004年秋華賞、2005年宝塚記念、2005年エリザベス女王杯とG1を3勝した名牝です。その爆発的な末脚もさることながら、オールドファンには、気が乗らないと調教中でもテコでも動かなくなるお転婆娘としての印象も強いのではないでしょうか。  まだまだ成長途上のようですが、血統が示す通り、その潜在能力の高さは間違いなし。じっくり体力をつけて、デビューを迎えた暁には、名前通り「賞を総なめにする」活躍を見せてくれるかもしれません。
次のページ
オーナーがディープインパクト産駒との相性◎
1
2
3
馬券攻略誌『競馬王』の元編集長。現在はフリーの編集者・ライターとして「競馬を一生楽しむ」ためのコンテンツ作りに勤しんでいる。
記事一覧へ
勝SPA!
おすすめ記事