お金

「リボ払いで93万円」の借金地獄に陥った31歳女性。“利子は必要経費”と開き直る理由

返済できるイメージは「まったくない」

リボ払い

写真はイメージです

 リボ払いで沼にハマってしまったことは自覚しているという高橋さん。最後に、今後どのように返済していくのかを聞いた。 「正直言ってしまうと、全額返済するイメージはまったくできていません。大学時代に作ったクレジットカードは、今リボ払いとして使っているカード以外は全部解約したのですが、支払いが滞ったこともあるので、おそらく新しいカードを作れないと思うんですよね。そうなると、リボ払いで使っているこのカードが私にとっても“最後の切り札”。だから、たしかに利子は高いと思いますけど、それも必要経費というか……。生活費はどうしてもかかるので、生きていくために『使わせてもらってありがたい』という気持ちすらあります。だから沼から抜け出せないんでしょうね……。完済しようというよりかは、今後も上手に付き合っていこうという感じです。もちろん、いつかは返そうと思ってますよ」  なお、検索サイトで「リボ払い」と調べると、関連ワードで「やばい」「地獄」などが出てくる。高橋さんのように借金をしている自覚はなく、知らず知らずのうちに借金まみれになってしまうパターンが多いことで、こういうワードが出てくるのだろう。今回の取材で「より一層自分のヤバさに気づきました」と話した高橋さんが、リボ払い地獄から脱出する日は訪れるのだろうか。 取材・文/セールス森田
Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
1
2
3
4
おすすめ記事