更新日:2023年07月23日 13:22
エンタメ

「40代後半で芸人やめてない人って」“THE SECOND準優勝”マシンガンズが語る、諦めてきた夢と突然の変化

見てくれる人には伝わるもの

マシンガンズ

滝沢主導のもと、アクリルスタンドをはじめとするグッズを作っている。「勝てると思ってなかったから、前もって用意できなかった」(西堀)

──滝沢さんは芸人の仕事の傍ら、ごみ清掃員としての活動もありますが、いま、実際のごみ収集の仕事はどんな状況ですか? 滝沢:ありがたいことに芸人の仕事が立て込んでいるので、収集にはなかなか行けてないですね。もう少し落ち着いてきたら、また週1くらいでやっていこうかなと。 ──これだけ芸人としての仕事があると、講演などの活動は別として、ごみの収集自体は卒業という選択肢もあると思いますが。 滝沢:でも実作業をやらないと、現状のことはやっぱりしゃべれないですよ。見てくれている方、読者の方には本当のことがわかるもので、現場を見ずにしゃべったこと、書いたことはバレるんですよね。つたない言葉であっても、実際に見たこと、体験したことを伝えるのがいちばん効果的だと思ってるんです。

続けていきたい「ライフワーク」とは

マシンガンズ

毎週配信している2人のネットラジオ番組『ネガ⇒ポジ』。その収録の模様を生配信する放送(Radiotalk)は『THE SECOND』決勝後に聴取者が10倍以上に

──一方、西堀さんは、個人YouTubeチャンネル(西堀ウォーカーチャンネル)ではひたすら芸人仲間を撮影する側として活動していますね。 西堀:そうですね。あのチャンネルではここのところ和賀勇介という男を撮ってまして、映ってる和賀も酔ってますけど、撮ってる僕も酔ってるんですよ(笑)。そういう体を削るような撮影方法でやっているので、次の日にダメージが残るんですよね。でもまあ、あれはライフワークなので、続けていきたいと思っています。 ──コンビでのYouTubeも本格的に始動されるとか。 滝沢:そうですね。まあ内容はやりながら決めていこうと。行き当たりばったりで、その場で思いついたことをやる。 ──ある意味、漫才と一緒なんですね(笑)。 西堀:結局そうなっちゃうんだなあ。
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ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。X(旧Twitter):@troookie

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