更新日:2023年07月23日 13:22
エンタメ

「40代後半で芸人やめてない人って」“THE SECOND準優勝”マシンガンズが語る、諦めてきた夢と突然の変化

迷い続けた歴史がある

マシンガンズ

2008年のDVD「怒」再編集版のリリース決定(7月26日/SMM itaku)

──では、今後お二人の単独ライブも期待できそうですか。 滝沢:どうなんでしょうね。 西堀:いやあ、単独ライブは一生やらないんじゃないですか。 ──ぜひ、ベストネタライブを。 西堀:それだったら可能っちゃ可能か。 滝沢:ああ、まあね。 西堀:本当にいろんなネタをやってきましたからね。迷い続けた歴史がありますから。 滝沢:昔のネタ、できるのかなあ? 練習すればできるか。 西堀:「羅生門」のほかに、「蜘蛛の糸」ってのもあるんですよ。 滝沢:「走れメロス」もあるんですよ。 西堀:ま、機が熟せばですね。

25年後も「ネタがない」かも!?

マシンガンズ──ぜひ。楽しみにしています。 西堀:うん。でもまあ、いろんなネタを探す旅には出ましたが、不思議なもんでやっぱり原点に戻りましたね。いろんなことに二人でキレるという、かつて世にちょっとだけ出られたときのネタの形に。 滝沢:そうだね。あと、いちばん最初に出たライブ、それこそマシンガンズの初舞台が、トーナメント制だったんですよ。しかも決勝まで行って、決勝の決勝で「ネタがない」ってネタをやったんですよ。 ──え! そんなことが。 西堀:だから僕ら、なんにも成長してない。 滝沢:そう、なにも変わってないの。 西堀:変わんないんですよ、人間って。 滝沢:デビュー以来25年ぶりに、漫才の大会の決勝で「ネタないよ」なんて言って。もしかしたらまた25年後にも言ってるかもな。 西堀:25年後だったらもう70歳超えてるよ。そのときの「ネタがない」はもう、本当にないんだよ(笑)。
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ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。X(旧Twitter):@troookie

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