更新日:2023年07月23日 13:22
エンタメ

「40代後半で芸人やめてない人って」“THE SECOND準優勝”マシンガンズが語る、諦めてきた夢と突然の変化

最近になって「冠番組を持ちたい」と思った

マシンガンズ──先日、ゲスト出演されたラジオで「冠番組を持ちたい」と発言されていましたね( NHKラジオ第一1「タカアンドトシのお時間いただきます」)。 滝沢:本当はずっと、やりたかったんじゃないですか。でも現実を見てそういうことを言わなくなっていって、思いもしなくなっていた。 西堀:そうかもな。 滝沢:だって芸人やってて、冠番組をやりたくない人なんていないと思うんですよ。あれ、西堀が言ったんだよな。素直な意見だと思いますよ。 西堀:そう。最近になって思いました。欲というのは、作り出されていくものなんだと。前までは、ちょっとお金がもらえて、ちょっとテレビに出られりゃよかった。それが今は「この番組も出たい」「あれもやってみたい」と、やりたいことがどんどんどんどん増えていくんですよ。人間ってのは欲深いですね。

もう一度夢を持ちはじめた

マシンガンズ滝沢:そうだね。それはたしかにこの40日間で実感した。 西堀:欲ってのは怖いですね。こりゃあ人間は争うわ、と思った。ふはははは! 滝沢:だって最初は、そういうことが全部したくて、お笑いをはじめたわけですからね。 西堀:そう。元々はそう。 ──25年かけて諦めていったことが、いまもう一度マシンガンズの夢になった。 滝沢:そう、1個、1個諦めていったものが、もしかしたらまたできるんじゃないかって。いまはそう思えるのがうれしいですよね。
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ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。X(旧Twitter):@troookie

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