伝説の“レディース総長”たちが出演するビデオが平成時代に存在。チーム対抗のドッジボールや「ねるとん」も
3年間でトータル15万本以上の大ヒット作に
ふだんは社会や大人に対して牙をむいている彼女たちも、編集部やビデオの制作スタッフの前ではとても素直で可愛らしい女の子でした。
彼女たちも我々のことを、ある面では“自分たちのことを認めてくれている”と感じてくれていたのかもしれません。暴走行為の是非はさておき、私は当時、「彼女たちに、ただ“社会悪”というレッテルを貼ってしまうのはいかがなものか?」と思いながら作品をつくっていたような気がします。
3年間で約15本のビデオを発売しましたが、どれも好調でトータル15万本以上の実売につながり、大ヒット作になったことを最後に付け加えておきます。
<文/倉科典仁(大洋図書)>
伝説のレディース暴走族雑誌『ティーンズロード』をはじめ、改造車だけを扱うクルマ雑誌『VIP club』や特攻服カタログ『BAMBO』、渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』など、数々の不良系雑誌の編集長を務めて社会現象を起こす。現在は、大洋図書発行の実話誌『実話ナックルズ』のYouTubeチャンネル「ナックルズTV」や、ギャル男雑誌『men’s egg』をWebで復活させたYouTubeチャンネル「men’s egg 公式」のプロデューサーとして活躍中。
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