家族4人、都内で月10万円以下のギリギリな暮らし「昼飯はご飯に15円の納豆」――大反響・苦しい生活トップ3
物価高による食料品や日用品の値上げが止まらず、生活は苦しくなる一方。しかし、お金の苦しさは今に始まったことではない。そこで家計に関する記事の中から反響の大きかったトップ3を発表。ギリギリの生活をする人たちを取材した第2位はこちら!(集計期間は2019年1月~2022年12月まで。初公開日2019年6月1日 記事は取材時の状況)
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「僕の家庭は家賃と食費で月に4万円しかかかってないです」
こう話すのは、筆者の知人である大石(38歳・仮名)という男。子供が二人(4歳、2歳)、正社員で働く同い年の奥さんがいる。大石はフリーライター兼なんでも屋だが、ほとんど“主夫”という状態だ。
驚くべきは、家族4人での生活費は合計10万円にも満たないという。これは物価の安い海外での話ではない。都内の少し歩くと大豪邸がたくさん建っている場所での話。いかにしてやりくりしているのか?
生活費が10万円にも満たないと聞かされ驚愕した。最初は大げさに言っているのかと思ったが、彼は家計簿もつけ、料理も作っているという。
最近、大石は山の手の都営住宅の応募に当たり、3DKの部屋を2万5000円で借りることになった。それまでの賃貸アパートの家賃は7万5000円だったので、それだけでも5万円が浮いたことになる。
ちなみに大石は、「カネがない」という理由で結婚しない人や、子供を作らない人に対してずっと疑問があったようだ。以前から「結婚も子供もカネなんてかからない。みんなカネの使い方を間違っている」と持論を展開していた。
「区から子供一人当たりで手当がもらえる。つまり、僕は二人分の手当を受け取ることができる。低所得なので保育園もタダ。しっかり節約すれば、1か月に10万円も生活費はかかりません」(大石)
まずは食費だが、外食込みで月1万5000円。え、と驚くと思うが、米は田舎から屑米が大量に送られてくる。あとは安い店で上手く買い物する。野菜は店に並べられないクズ野菜を八百屋からタダ同然で買い、肉は月に二回、業務用スーパーで鶏の胸肉を大量に買い込む。
夫婦は酒が好きだが、ネットで4リットルの焼酎を1700円で買って、家で作ったお茶で割る。
月に一回は家族で外食と決めているようだが、行くのは牛丼屋。しかも子供はまだ小さく、二人で一人前。さらにクーポン券を使えば、1000円ぐらいで済む。半年に一度は回転寿司に行くが、安い店&クーポン券を利用して5000円程度。夫婦それぞれ月一で飲み会に行くが、5000円ずつで合計1万円。
ちなみに、保険などは奥さんの扶養家族になっている。携帯や通信費、光熱費、その他雑貨を含めても10万円もかからない。
「食事は、まず夜にまとめて一品作っておきます。大石家の食事は基本的に丼もので、それに味噌汁をつけます。朝は夜飯の残り。昼飯は、奥さんは夜飯の残りを弁当にして出勤します。子供たちは保育園で食べていますね」(大石)
たまたま筆者が昼飯時に家に上がったときは、大石はご飯を丼に入れ、その上に1パック15円の納豆をかけた。それに海苔、醤油、ラー油、カレー粉をかけてみそ汁の残りで食べていた。いくらカネがないとはいえ、基本的に3食は絶対にとるのだ。
家族4人で生活費は月10万にも満たない
驚愕の家計簿「昼飯はご飯の上に15円の納豆」
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