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年収1000万円でも家計はギリギリで火の車?「車は国産、月2回の外食が精一杯」――大反響・苦しい生活トップ3

物価高による食料品や日用品の値上げが止まらず、生活は苦しくなる一方。しかし、お金の苦しさは今に始まったことではない。そこで家計に関する記事の中から反響の大きかったトップ3を発表。ギリギリの生活をする人たちを取材した第3位はこちら!(集計期間は2019年1月~2022年12月まで。初公開日2021年4月5日 記事は取材時の状況)  *  *  *  年収1000万円といえば、庶民にとっては「お金持ち」のイメージだろう。国税庁の民間給与実態調査(令和元年分)によれば、1年を通じて勤務した給与所得者数は5255万人、その平均給与は436万円だった。1000万円以上の人は全体のうち4.8%、900万円台(900万円超~1000万円以下)の人は1.9%である。そもそも正規雇用者が減少している現実もあるので、彼らは世の中の10人に一人もいない、「勝ち組」と言って遜色ない。  さぞ余裕のある暮らしを謳歌しているはずだと思ってしまうが、なかには「家計は火の車です」と嘆く人たちもいる。いったい、なぜ……? 3つケースを取材した。

ケース① 出費の多さで精神的に不安

家計簿

※写真はイメージです(以下同)

「妻は専業主婦で子どもは小学生が2人。一昨年、都内郊外一戸建てを買いましたが……。とてもじゃないですが、余裕のある暮らしは無理です」  こう話すのは、都内在住の大手ゼネコン勤務・坂本敏朗さん(仮名・40代)。世帯年収は坂本さんの収入一本、およそ950万円ほど。だが、生活は決して楽ではないという。 「給料は額面で月額55万円ちょっと、手取りだと45万円弱ですね。住宅のローンが月14万円、光熱費や食費、通信費で11万円ほど。さらに、車のローンやガソリン代、衣服代に加えて、子どもの習い事、塾代が2人分で6万円程度かかってくるが、これが想定外でした」(坂本さん、以下同)

本当なら外車が欲しい…

 坂本さんもかつては「年収900万もあれば上等」だと考えていた。家も車も持ち、年に一度は家族で旅行、中流以上の生活ができるはず。しかし結婚してから時間が経つにつれ、その現実を思い知った。 「車だって本当なら外車が欲しいのですが、家計のことを考えて国産ハイブリット車のワゴン。計算上は毎月10万円以上浮くはずなのですが、月に2度外食するのが精一杯。児童手当は所得制限に引っ掛かり、あてにできない。とにかく細かな出費が多すぎる。それなりの年齢、立場なので、部下を連れて飲みにいくこともあります。今後、子どもが大きくなり、受験などでさらに出費が増えるとなると、妻にも働きに出てもらわないと」  磐石だと思っていた年収900万円の生活は、思ったほど「裕福ではなかった」と話す。端から見れば、羨ましい気もするのだが……“出費の多さ”が坂本さんを不安にさせているようだ。
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