恋愛・結婚

23歳男子とのママ活で“欲情に浸る”人妻。「お金を出せば解決する」と言い出すまで

 マッチングアプリで20代の男性とマッチして有頂天になるアラフォーやアラフィフが少なくないが気をつけたほうがいい。「私も女として捨てたもんじゃないのね」と舞い上がって交際を開始するが、実は相手の男性はママ活目的だった、という事例が頻発しているからだ。
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※画像はイメージです(以下同じ)

 マッチングアプリや出会い系サイトを20年以上ウォッチし、著書に『美男子のお値段』などがあるライターの内藤みか@micanaitoh)が実態をリポートする。

アプリをダウンロードしたワケ

 ケイコさん(41歳)は、ややぽっちゃりめの可愛らしい人妻だ。彼女がマッチングアプリをインストールしてしまった理由は、夫とのセックスレスに悩んでのことだった。仕事の忙しさを理由に性交渉が途絶え、もう半年以上になる。このままもう二度とセックスできないのだろうかと考えたら寂しくなってしまったのだ。 「同い年の夫は仕事で疲労困憊していますが、私は近所のカフェで週に3回パート勤めをしている程度で、疲れはそれほどでもなく、子どももいないので時間を持て余し気味でした。アプリで知り合った男の人にセックスレスのことを相談できたら、という気持ちもありました

18歳も年下の男性とマッチング

 ケイコさんがアプリにプロフィールを登録し、後ろ姿の画像を投稿したところ、1時間もしないうちに、数件ものいいねを受信した。40代の自分にいいねをするのは同年代だろうと思って見るとその中に23歳のナオキがいて、胸が躍った。 「18も年下の男の子にいいと思ってもらえるなんて、私ってそんなに若見えするのかなと、素直にうれしかったですね」(ケイコさん)。早速その翌週にナオキと渋谷でお茶をした。若者ばかりが集まる街で若い男とデートをするというだけで、一気に気持ちが若返った。 「実際に会ってみたら、ナオキは長めの茶髪で、いかにも今風のおしゃれな男の子という感じでした。アパレルで働いているので、髪型は自由でいいのだということでした。お茶をしてもらえるだけでも嬉しかったのに、『おなかすいた』と言い出したので、夕食も一緒に食べることになりました
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交通費がないと断られ…
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作家・脚本家・イケメン評論家。ケータイ小説を経て電子書籍やSNSなどに詳しい。マッチングアプリや出会い系サイトを20年以上ウォッチしている。著書に『美男子のお値段』(角川学芸出版)『男おいらん』(白泉社)など多数。X(旧Twitter): @micanaitoh

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