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甘いマスクの大学生が“月額20万円ママ活”をあきらめた理由「キス以上を求めてきたんです」

 コロナ禍で女性の遊びかたにも大きな変化が訪れた。大勢が集まり、「密」となるホストクラブを避け、出張ホストや彼氏レンタルというマンツーマンスタイルを選択する女性が増加したのだ。その勢いに乗ってママ活で女性からお小遣いをもらおうと試みた男性もいる
ホスト

※画像はイメージです(以下同じ)

 マッチングアプリや出会い系サイトを20年以上ウォッチし、著書に『美男子のお値段』などがあるライターの内藤みか@micanaitoh)が実態をリポートする。

マンツーマンの遊びの良さ

 コロナ禍以前は、出張ホストはあまり稼げないと言われていた。連日指名が入るような人気ホストはごく一部で、女性からのニーズもあまりなく、多くは専業にできるほどは稼げなかったのだ。  しかしコロナが大きな追い風となった。感染が拡大する中、出張ホスト遊びに目を向ける女性が増え、需要が一気に増えたのだ。ホストクラブは店内に数十名がひしめいているが、出張ホストならマンツーマンなので、感染リスクがあまり高くないと考えてのことだろう。  その流れに乗って、ママ活を始めた男性がいる。「ママ活もマンツーマンだから、ニーズがあるかと思ったんです」と語る那智さん(23歳)は、大学4年生。「出張ホストだと売上の半分くらいを運営に持っていかれちゃうけれど、ママ活なら稼ぎを全部自分のものにできるから」というのが理由だ。

自分のモテを試したい

 きっかけは就活を終え、かなり時間ができたことだった。那智さんには勝算があった。芸能系オーディションの最終審査手前まで進んだ甘いマスクの持ち主で、身長が180センチを超えている。女性に好かれやすい外観の自分はおそらく稼げるだろうと踏んだのだ。 「一応、有名私立大学の学生でもあるし、今までも同年代にそこそこモテてきたんですよ。自分がかなり年上の女性にも好かれるか、試してみたくなったのもあります。それに出張ホストだと指名を断れないけれど、ママ活だったら相手を選べるし
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狙いは女性経営者
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作家・脚本家・イケメン評論家。ケータイ小説を経て電子書籍やSNSなどに詳しい。マッチングアプリや出会い系サイトを20年以上ウォッチしている。著書に『美男子のお値段』(角川学芸出版)『男おいらん』(白泉社)など多数。X(旧Twitter): @micanaitoh

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