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新車N-BOXvs中古ヴェルファイアはどっちがお得? 試算は“驚きの結果”に…

現在購入できる100万円以下ミニバン

3.5VLエディション(カタログより)

 今回、新車N-BOXとの比較対象を20系ヴェルファイアとしたわけですが、総額100万円以下で購入可能なミニバンは以下の通りです。 【アルファード(&ヴェルファイア)】 ・初代(2002年デビュー)=約60万円ぐらい ・2代目(2008年デビュー)=約90万円ぐらい(3.5リッター:約110万円) 【エリシオン(2004年デビュー)】 ・約40万円ぐらい 【デリカD5(2007年デビュー)☆現行型】 ・80万円ぐらい 【エルグランド】 ・2代目(2002年デビュー)=約50万円ぐらい ・3代目(2010年デビュー)☆現行型=約70万円ぐらい ※いずれも7万km以下、修復歴なしという条件、金額は総額。  上記の中で、故障率の低さや快適性といったバランスが最も良いのが20系ヴェルファイアだったため、今回は中古ヴェルファイアを新車N-BOXと比べることにした次第です。

エントリー1 中古ヴェルファイア(2.4L)

ヴェルファイア2.4Z総額93.9万円【2009年式、走行6.7万km】

 2008年デビューのヴェルファイアには、全グレードにカーテンエアバッグやスマートキーが標準装備。また、両側スライドドアもほぼ当たり前についているといえます。そういった意味では、2023年デビューの新車軽自動車と比較して「日常使いで不便」な部分は全くないといえ、快適性も軽自動車を上回ることだと思います。  この2.4Lの中古ヴェルファイアは、2009年式、走行6万kmといった個体が総額90万円程度で難なく入手可能。  5年乗った場合の想定買取額は、現時点の「2004年式、走行距離11万km」のアルファードの業者AA相場とすると、27万円ぐらいとなります。
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豪華仕様の2代目ヴェルファイアは総額110万円
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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