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「気楽なヒラ社員」か「将来的に有利な管理職」50歳ならどちらが幸せ?1000人に聞いてみた――2023年大反響トップ7

管理職の幸福度は…

[年収500万円ヒラ社員 VS 年収700万円管理職]どっちが得?では、役職つきはどうか。たとえば年収700万円の課長の平均値はコスパ2.63、幸福度3.42となった。さらに、部長以上となれば仕事もプライベートも充実するが、課長のコスパは年収500万円のヒラ社員をやや上回る程度である。 例えば、大分県のBさん(52歳・未婚・製造業)は、年収700万円台の課長だが、「責任に対する対価がない」と怒り心頭だ。 同じ年収層の、東京都のCさん(47歳・既婚・情報通信)は、「労働時間が長い。前任者が課長だった頃より、役職相当業務の範囲が広がっている」と不満を漏らす。 役職名こそついているものの実質「部下なし」で賃金を安く抑えられる「名ばかり管理職」が増えていることも一因かもしれない。

【明暗くっきり コスパと幸福度】

●年収500万円 ヒラ社員 コスパ 2.48 幸福度 2.82 ●平均 コスパ 2.41 幸福度 2.98 ●年収700万円 課長 コスパ 2.63 幸福度 3.42
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住宅ローン上限に違いあり…
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清談社 ライター/編集 編集担当作→稲田豊史さん『こわされた夫婦』、生駒明さん『フーゾクの現代史』、諸富祥彦さん、島田友和さん、青木美帆さん『1on1コミュニケーション入門』、しみけんさん『モテる男39の法則』。X(旧Twitter):@numazawa_n

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