「女の子が“盗撮”されてます!」元ラブホ従業員が語るトンデモ事件簿。扉を開ければ“正座”の男性が…――2023年大反響トップ10
2023年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。社会問題から1年を振り返る「ニュース」部門、第5位の記事はこちら!(集計期間は2023年1月~10月まで。初公開2023年7月3日 記事は取材時の状況。ご注意ください)
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こんにちは。元ラブホ従業員の和田ハジメです。およそ6年もの間、渋谷区道玄坂にあるラブホテルにて受付業務および清掃業務に従事してきました。
激安店なのにもかかわらず、高度なホスピタリティを要求してくるお客様や、泥酔してお部屋をこれでもかというほどに汚すお客様などは、従業員側からすると本当に迷惑な存在なのですが、その程度の行為ならまだ全然マシなほう。中には“ガチの犯罪行為”である「盗撮」を行った方もいらっしゃいました。
そこで今回は、筆者が遭遇した盗撮事件について少しだけお話をさせていただければと思います。
いつ頃だったのか、どの季節だったのかすら忘れてしまいましたが、ある日のこと、1人の気弱そうな男性が来店されました。男性は2時間のコースを選択して客室へ。“デリバリー”を依頼したのでしょう、しばらくすると嬢らしくない雰囲気の、おとなしそうな女性が男性のいる部屋に入室しました。
ラブホの従業員と聞くとなんとなく暇そうな印象を抱く方も多いことかと思われますが、筆者が働いていたのは都内でも屈指の繁華街であり、なおかつ近隣他店と比較しても相当にリーズナブルな価格帯でお部屋を提供している激安店。
多少の繁閑差こそあれど、基本的にはせわしくお客様の応対に追われる日々を過ごしてきました。そして土地柄からか、“お行儀の悪い”お客様もかなりの頻度で来店され、トラブルを引き起こすこともしばしば……。
客室で「盗撮」を行った男性の顛末
ある日、気弱そうな男性が来店
およそ6年にわたり、渋谷区道玄坂の激安ラブホにて受付業務および清掃業務に従事。繁華街で様々な人間を見てきた経験をもとに、迷惑客の存在やスタッフの裏事情などをテーマに執筆(していく予定)。
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