更新日:2024年09月19日 17:35
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「女の子が“盗撮”されてます!」元ラブホ従業員が語るトンデモ事件簿。扉を開ければ“正座”の男性が…――2023年大反響トップ10

攻防戦の果てに「とりあえず“事務所”へ」 

渋谷駅前の雨に濡れるスクランブル交差点 聞き耳を立てたところ、どうやら男性には妻子がいるらしく(免罪のための嘘かもしれませんが)、貯金もないためにデリバリー店規定の罰金が払えないというのです。おまけに小型カメラを渡すことも拒否し、今この場で壊すから勘弁して欲しいとのことでした。  しばらく彼らは攻防戦を続け(とはいえ、気弱そうな男性が平謝りし、業者2人が責め立てるといった様子でしたが)、結果として業者2人組が強制的に連行するような形で客室を後にしました。  連行中も話が続いており、「とりあえず“事務所”へ」という不穏な言葉が……。  その後、気弱そうな男性がどのような結末を迎えたのかは知る由もありませんが、当然ながらそれなりの報いを受けたはず。自分の欲を満たすために人生を棒に振るような真似だけは避けて、真っ当に生きていこうと筆者はその時誓いました。  少なくとも、盗撮男性の妻子は幸せであって欲しいです。 <文/和田ハジメ>
およそ6年にわたり、渋谷区道玄坂の激安ラブホにて受付業務および清掃業務に従事。繁華街で様々な人間を見てきた経験をもとに、迷惑客の存在やスタッフの裏事情などをテーマに執筆(していく予定)。
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