新年会で“キャバ嬢”扱い。知らないおじさんになぜ…――仰天ニュース・年末年始トップ10
大事件ばかりがニュースではない。身近で巻起こった仰天ニュースを厳選、今回は年末年始にまつわる記事に注目し反響の大きかったランキングを発表する。第7位の記事はこちら!(集計期間は2018年1月~2022年12月まで。初公開2020年1月15日 記事は取材時の状況)
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新年会といえば、友人はもちろん、仕事関係や取引先の人たちと大勢で集まる機会。なかには初対面の人もいるだろうが、お酒が入っているだけに嫌な思いをしたり、させたりしてしまうことも……。
メディア関係の会社に勤める瞳さん(28歳・仮名)は新年会で嫌な思いをした1人だ。
「取引先の人も呼んだ新年会で全員で40人ぐらいいたんですよ。正直、ちゃんと知っている人は10人いたかいないか。3時間飲み放題だったんですが、ちょうどラストオーダーの頃にトイレに行ったんです。そしたら50代過ぎの酔っ払ったおじさんが急に近づいてきて、『名刺交換しよ!』って言うんです。今、このタイミングで? 変なおじさんだなぁ~って思いながらも一応挨拶しました」(瞳さん、以下同)
瞳さんはその“変なおじさん”の名刺に書かれた会社名を見てもピンと来ず、誰かに連れて来られた人なんだろうと怪訝に思ったそうだ。
「早くトイレにも行きたいし、会釈してその場を去ろうとしたら、遠くの席を指差して『僕ね、あっちの席なんだけど。トイレから出たら近くに来てよ! 必ず! ね!』なんて言うんです。めんどくさいから適当にあしらおうとしたら、トイレから出てきてもまだそこにいて……仕方なくついて行きました」
さらに、ここからが地獄だった。
「もう諦めてそのおじさん達の席に行ったら、もうほとんどキャバクラなんですよね。1人の男に対して1人の女がついてお酌するっていう。お酌させられるわ、肩をくまれるわ、『何カップ?』『去年何人とヤッたのぉ?』とか聞いてきて本当にウザい……。もう最後の方はあからさまに嫌な顔をしましたし、もちろん、おじさん達の二次会は断りました」
この新年会の3日後。とんでもない事実が発覚する。
「自分の席で仕事してたら、トイレから私を強制連行したおじさんがいたんです。なんでいるんだろうってビックリしてたら『この前はどうもねぇ』って嫌味っぽく声かけられたんです。驚いたことにおじさんの正体は……。私はメディア関係の仕事なんですが、上司の“取材相手”だったらしいんです。しかも結構有名な人らしくて。知らなかったとはいえ『新年会の場にいたんだから多少は関係があると思えよ!』って怒られました。せめて、もう少し愛想よくしとけばよかったけど、なんだかなぁ……」
今の時代、完全にセクハラ案件かもしれない。
新年会で“キャバ嬢”扱い…
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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