男が選ぶ「嫌いな政治家」ランキング。河野太郎が4位、麻生太郎が2位に
500人の一般男性にアンケートを実施して年の瀬に贈るSPA!恒例企画「男が選ぶ[好きな男・嫌いな男]」も今年で33回目。芸能、政治、スポーツetc. 明るいニュースや世を震撼させた事件が目白押しだった‘23年に爪痕を残した男たちは一体誰だ!? 今回は「好きな男・嫌いな男」の政治家編。
安倍派を巡る裏金問題や19か月連続で実質賃金がマイナスなど、政治と経済、両方の不信が募る一年だった。’24年9月末には岸田首相の自民党総裁としての任期が終わりを迎えるが、次世代を担う「新しい日本のリーダーと思う男」では、小泉進次郎が2位の大谷翔平を50票以上の差で突き放して1位に君臨した。
「次の内閣総理大臣になってほしい男」でも、昨年2位から1位に。本人の「今のままではいけないと思っています。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」など、これまで数々の小泉構文やポエムで国民を震え上がらせてきたが、「枠に囚われない政治をしてくれそう」(59歳・メーカー)、「この世代の人間が活躍する時代になってほしい。願望込み」(49歳・製造業)と、父親譲りのカリスマ性は他の政治家の追随を許さない。
また、政治家の山本太郎と河野太郎、元大阪府知事の橋下徹の3人も「次の総理大臣」「日本の新しいリーダー」の各々でトップ5に入った。明日の日本は4人を中心に回るのか。彼らの動向から目が離せない。
かたや、「ベストオブ老害」(46歳・会社員内勤)と、文句なしの1位で老害認定を受けたのが、政治家の麻生太郎、83歳。自民党内部でも「老害」と声が上がるだけでなく、「考えが古いお坊ちゃま。世間からずれすぎ」(50歳・医療系営業)、「発言が的外れ、かつ国民のことを理解してない」(40歳・SE)と、多くの国民からもそっぽを向かれている。
彼と同様、かつて“古だぬき”と揶揄された二階俊博(84歳)も、2位の森喜朗(86歳)に続き、3位に名を連ねた。「日本をダメにした張本人。私利私欲で政治を行っている」(36歳・会社員)など、80歳超えの“老害議員”たちに翻弄される政界。これでは清々しい新風が吹き込んでも湿った風に様変わりだ。
そして悲しいかな、日本のトップである岸田文雄が「引退してほしい男」で圧倒的多数に。「活躍の場がない」(48歳・営業)、「本当に政策が成功しない。家族も含めて持っていない」(35歳・ITコンサルタント)、「期待度ゼ~ロ」(49歳・無職)など、引き際を見誤るとこれまでの功績も台なしに。’23年12月現在、依然として支持率の下落傾向が続き、支持率が20%以下となっている岸田政権。果たしてここから名誉挽回、支持率V字回復を狙うことはできるのか?国民の声なき声に応える政治家は現れるのか。この国の舵取りの行く末やいかに。
老害に引導を渡す!? 日本のネクストリーダー
庶民に仇なす政界の老害ズ
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