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もう一度遊びたくなる?ファミコン時代のタレントゲーム5選。酒井法子、ビートたけしetc.

『さんまの名探偵』

(ファミリーコンピュータ 1987年4月2日発売) 起用有名人/明石家さんま+吉本芸人(当時)他  探偵「明石家さんま」さんにプレイヤーが指示を出しながら、「桂文珍」さんを殺害した犯人を探していくアドベンチャーゲーム。ゲーム内に出演するキャラクター全てが吉本興業の人気芸人ばかりなのに加え、その見た目や喋りの特徴も非常によく掴んで似せているため、殺人事件というテーマでありながらも随所にクスッとしてしまう演出やセリフが散りばめられています。  しかし、ラストの展開には逆にゾッと恐怖してしまう……。  後に、プレイステーションにおいて本作のオマージュ的作品『ナイナイの迷探偵』が発売されていますが、正直ゲーマーにあまり高い評価は受けませんでした。

『田代まさしの プリンセスがいっぱい』

(ファミリーコンピュータ 1989年10月27日 MSX2 1989年5月26日) 起用有名人/田代まさし  当時、バラエティー番組で引っ張りだこ、原宿にはご自身のグッズショップを展開するなど、大人気タレントだった「田代まさし」さんを起用したタイトル。ゲーム内容はよくある横スクロールのアクションゲームです。しかし、残念ながら目新しい部分はなく、田代まさしさんというキャラクターを活かせているかという部分についても疑問が残る内容でした。また、アクションの部分も決して完成度が高いとは言えず、ゲームとして見るといわゆるクソゲーの域に入ってしまっていると言えるでしょう……。  しかし、今となっては「色々」あったことにより、キャラグッズとして貴重な存在にはなっているかもしれません。かく言う筆者も田代さんと司会業で共演させていただいた際、楽屋でカセットにサインをいただいたのは良い思い出です。
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ファングッズといえるノリピー起用のゲーム
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ファミ通 編集者→エイベックス→学校の先生数年→新垣結衣さん他、タレントさんのピアノ&歌講師。番組、CMを作る人。昭和レトロ なガチャ『コスモス』アプリ開発中。レトロゲームの話はお任せあれ。育児奮闘中。X(旧Twitter):@sukesankoba note:SUKESAN

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