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もう一度遊びたくなる?ファミコン時代のタレントゲーム5選。酒井法子、ビートたけしetc.

『鏡の国のレジェンド』

(PCエンジン CD-ROM2 1989年10月27日) 起用有名人/酒井法子  当時、正統派、清純派アイドルとしてトップを走っていた、のりぴーこと「酒井法子」さんを起用したタイトル。ゲーム内容は、酒井法子がコンサート中に鏡の国に連れ去られてしまい、主人公(プレイヤー)が助けに行くというアドベンチャーゲーム。CDロムという媒体を生かし、作品中には酒井法子の楽曲が収録されている。本作はどちらかというと、ゲームファンが購入するというより、酒井法子のファンが購入したファングッズのような立ち位置。  前記した、田代まさしさんの『田代まさしの プリンセスがいっぱい』と同じく、起用されたタレントに“色々”あったため、現在ではある種のネタ、コレクターズアイテムとなっている……。

『所さんのまもるもせめるも』

(ファミリーコンピュータ 1987年6月27日) 起用著名人/所ジョージ  当時、ディスクシステム『リンクの冒険』のCMなどにも出演し、本人もゲーム好きを公言していた「所ジョージ」を起用した作品。本作は単に名前を貸すだけでなく、所ジョージ本人がゲーム内のキャラクターデザイン、ゲーム内容を総合的に指揮した作品。  内容は横スクロールのアクションゲームであり、世田谷区から本人の芸名の由来にもなっている埼玉県所沢市に存在する「所御殿」を目指すというもの。  制限のある武器「水鉄砲」など、目新しい要素もあるものの、ジャンプの判定の厳しさなど理不尽に難易度が高い部分などを含め、完成度が高い作品とは言えない(筆者の感覚です)。しかしながら、東京、埼玉の各所をある意味で観光感覚で回ることに喜びを見出すことができれば、少しだけ楽しめる作品に変わるかも?
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色々な意味で“伝説の作品”となったあのゲーム
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ファミ通 編集者→エイベックス→学校の先生数年→新垣結衣さん他、タレントさんのピアノ&歌講師。番組、CMを作る人。昭和レトロ なガチャ『コスモス』アプリ開発中。レトロゲームの話はお任せあれ。育児奮闘中。X(旧Twitter):@sukesankoba note:SUKESAN

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