29歳の女性僧侶が、受刑者に寄り添う“最年少教誨師”になった理由。「常識を常識と思えなかった」不登校時代を経て
―[インタビュー連載『エッジな人々』]―
2月上旬に開催された「三豊地区更生保護女性会研修会」での講演を訪ねると、そこには幼少期から抱いていた“他者に対する違和感”を涙ながらに語る片岡妙晶の姿があった。
彼女は浄土真宗興正派「慈泉寺」(香川県・まんのう町)の僧侶。宗教の教えを広める布教使であり、また、刑務所で受刑者を更生に導く教誨師でもある。「コンプレックスとして拭い切れていない」という不登校だった過去を背負い、20代で僧侶になった彼女の人生に迫った。
受刑者を救う「最年少教誨師」の教え
同性だからこそ、少女たちが未来を想像できる存在になれる

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