事前予想で馬券力もアップ!?
今週の高松宮記念から、本格的な春のG1シーズンが開幕!
テレビや雑誌の定番企画に「G1レースの事前予想」があります。「○番勝負!」と銘打って、シーズン開幕前の段階で、G1レースの勝ち馬を予想するのです。当然、後半に組まれているレースほど難易度は高くなり、そもそも出走馬を当てることすらままなりません。
一見、単なるお遊びにみえるかもしれませんが、G1シーズンを前にこれらの企画に参加することは、馬券的にもプラスになります。というのも、
勝ち馬を予想するために、各世代の勢力図を整理することができるから。この作業を行なったうえで、実際にレースを迎えてレースを予想するのと、丸腰のまま予想するのでは、まるで違います。
今週末に行われる高松宮記念を皮切りに、春のG1シーズンが本格的に開幕。そこで、
高松宮記念から宝塚記念までの11戦、その勝ち馬を予想してみたいと思います。
・高松宮記念 ウインマーベル
目下、重賞連勝中!高松宮記念で有力視されるウインマーベル
直近に迫っているこのレースは出走馬も正確に把握済み。純粋に勝つ確率がもっとも高そうな馬を選びました。
ウインマーベルは阪神C、阪急杯と重賞を連勝中。2走前には昨年のスプリンターズSの覇者
ママコチャ以下、強力メンバーを降しており、充実期に入ったこの馬が3連勝で戴冠するとみました。
・大阪杯 タスティエーラ
本来、主役を担う馬たちがこぞって海外(ドバイ)に遠征中。そんななか、国内に残った昨年のダービー馬
タスティエーラに期待します。前走の有馬記念は6着に敗れましたが、直線で大きな不利があってのもの。2着だった皐月賞もハイペース先行という厳しい競馬でした。阪神芝2000mは内回りなので、その先行力は大きな武器になります。
・桜花賞 クイーンズウォーク
昨年のホープフルSを勝った
レガレイラは皐月賞へ。アルテミスSを制した
チェルヴィニアは、怪我で阪神JFを見送り、桜花賞が約半年ぶりの実戦と、主役不在の戦い。能力と順調さを加味すると、勝利にもっとも近いのはこの馬でしょう。前走クイーンCは大外枠から外を回っての直線一気。川田騎手の自信がうかがえる内容でした。
・皐月賞 コスモキュランダ
注目は牝馬の
レガレイラ。ただ、タフな舞台である皐月賞で牝馬は苦戦を強いられており、2017年に挑戦した
ファンディーナも1番人気を裏切り7着に敗れています。その年の皐月賞を制したのが
アルアイン。そして、そのアルアインを父に持つのが
コスモキュランダ。同舞台の弥生賞を勝っており、このコースはお手のものです。